2024年6月30日日曜日

7月の演奏会情報

こんにちは。i-BOXです。

昨日は大学でオープンキャンパスが行われ、i-BOXにもたくさんのお客様がご来場されました。ご観覧ありがとうございます!現在展示中の「IWA-RECORD」は本日15時をもって終了となりますので、まだの方はお早めにどうぞ。
さて、本日は7月に行われる音楽文化専攻の演奏会情報をお知らせいたします。

🚩岩見沢
「PMFマスタークラス at hue-i」
日時:2024年7月3日(水)18:30開始
会場:北海道教育大学岩見沢校i-HALL
聴講無料
☆いつもは札幌コンサートホールKitaraで行われるPMFマスタークラスが本校i-HALLにやってきます!巨匠の手で学生の繰り出す音色が生まれ変わっていくさまをご覧ください!

🚩札幌
「北からの調べ 2024」
日にち:2024年7月7日(日)
時 間:18:40開場 19:00開演 21:00終演予定
会 場:ザ・ルーテルホール(札幌市中央区大通西6丁目)
料 金:一般2,000円、学生1,000円※当日券販売予定あり
☆教員と卒業生による演奏発表会です。

🚩岩見沢
「イワミザワ・フィルハーモニック・アカデミー2024」
日にち:2024年7月16日(火)
時 間:14:30開場 14:40開演 16:30終演予定
会 場:北海道教育大学岩見沢校i-HALL(北海道教育大学岩見沢校構内)
観覧無料
☆毎年恒例、夏のオーケストラ演奏会です。

🚩岩見沢
「第3回 Summer Vocal Concert」
日にち:2024年7月20日(土)
時 間:14:30開場 15:00開演 16:00終演予定
会 場:北海道教育大学岩見沢校i-HALL(北海道教育大学岩見沢校構内)
観覧無料
☆声楽ソロ・アンサンブルのステージです。当日は会場に「令和6年能登半島地震災害義援金」の募金箱を設置しますのでご協力をお願い致します。

🚩岩見沢
「2024年度前期ピアノアンサンブル公開研究発表会」
日にち:2024年7月22日(月)
時間:16:45開場 17:00開演
会場:北海道教育大学岩見沢校i-HALL(岩見沢市緑ヶ丘2丁目 北海道教育大学岩見沢校構内)
観覧無料
鍵盤専攻の授業成果発表演奏会です。地域の方もご自由にお越しください

イワミザワ・フィルハーモニック・アカデミーこと、通称「ザワフィル」は昨年度まではまなみーる岩見沢市民会館での開催でしたが、今年は大学ホールでの開催です。会場に変更がありますので、ご注意くださいね。
夏の演奏会はどれも聴き応えある演奏会になりそうです。
お時間ある方は是非足を運んでみてくださいね。素敵な音楽との出会いになりますように。

2024年6月29日土曜日

7月の展覧会情報

こんにちは。i-BOXです。

いよいよ6月も終わりです。JR岩見沢駅前のバラも大きな赤い花をつけて見頃になっていますよ~。本日は7月の展覧会情報をお知らせいたします。

🚩岩見沢
篠田歩実個展「振り子時計とエアメール」
会期:開催中~7月21日(日)
時間:10:00~19:00(※土日は17:30)
会場:岩見沢市立図書館2階展示コーナー(岩見沢市春日町2)
観覧無料
☆油彩画研究室4年生による光と余白を追い求める作品展。月曜休館。」



🚩札幌
「七月展」
会期:2024年7月10日(水)~7月14日(日)
時間:10:00~19:00(※最終日は17時で終了)
会場:札幌市民ギャラリー(札幌市中央区南2東6)
観覧無料
☆毎年恒例!美術文化専攻有志による夏の展覧会です。



🚩江別
小笠原千香個展「MORIMORI」
会期:2024年7月15日(月)~7月28日(日)
時間:11:00~20:00(※日祝は19時まで)
会場:街の灯台喫茶ファロ(江別市野幌町36-12)
観覧無料
☆油彩画研究室3年生による個展




🚩岩見沢
「現代美術・空間表現展(仮)」
会期:2024年7月21日(日)~7月30日(火)
時間:10:00~17:00(※最終日は14:30まで)
会場:森の岩ギャラリー(北海道教育大学岩見沢校敷地内)
観覧無料
7月の目玉はなんといっても「七月展」です。会場は札幌になってしまいますが、美術文化専攻全学年から112名の学生が作品を出品する見応えたっぷりの展覧会です。是非札幌に向かう際には七月展もご覧になってください!
明日は7月の演奏会情報をお知らせします。

2024年6月28日金曜日

新プロジェクト、その名も「北からの調べ」

こんにちは。i-BOXです。

この度、音楽文化専攻から新たなプロジェクトが発表されました。その名も「北からの調べ」。弦楽器、合奏・室内楽研究室の長岡聡季先生が立ち上げたプロジェクトです。一体どんな演奏会なのでしょうか?スタッフTがお話を聞いてきました!



――長岡先生こんにちは!この度は「北からの調べ」、開催おめでとうございます。今回が初めてとなる演奏会ですが、改めまして本プロジェクトを興した理由を教えてください。


「普段大学で行っている演奏会は、もちろん在学生が主役です。一方でこのプロジェクトは、岩見沢校の卒業生の音楽活動もお伝えしたい、という想いでスタートしました。また、大学の演奏会では指揮をしていることも多い私自身の、ヴァイオリニストとしての一面や演奏も皆さんに知ってもらいたい、という気持ちもあります。」
――小野寺さんと小西さんは卒業後も様々な演奏会でご活躍されていますが、改めて長岡先生との演奏、どう感じていらっしゃいますか?
小西さん「先生との共演は定期演奏会でコンチェルトを行って以来となります。卒業してもこうして声をかけてもらって本当にうれしくありがたい気持ちでいっぱいです。
小野寺さん「私は昨年のPokke Yukar 2nd Concert以来の共演です。日々の練習、また本日の合わせで先生から得たことを生かし、当日はアンサンブル演奏を楽しみたいと思います。」
今回出演する卒業生2名は、札幌を中心に活躍されている本校の卒業生。長岡先生は「岩見沢校での学びを活かし、元気で活躍してくれていることが嬉しいです」とにっこり!ヴァイオリン2重奏といえばこの曲!といわれるほどの名曲ぞろいの選曲。そして小西さんのピアノも入ることでさらに厚みのある演奏会となっています。
是非会場に足を運んで「北からの調べ」をお楽しみくださいね。
「北からの調べ」札幌公演は7月7日を予定しています。
=================
「北からの調べ」
日にち:2024年7月7日(日)
時 間:18:40開場 19:00開演 21:00終演予定
会 場:ザ・ルーテルホール
(札幌市中央区大通西6丁目3-1)
料 金:一般2,000円 学生1,000円 ※当日券販売予定あり
================

2024年6月27日木曜日

「IWA-RECORD」も楽しむ!JR岩見沢駅見学が行われました

こんにちは。i-BOXです。

6月15日より開催して参りましたイラストレーション研究室展「IWA-RECORD」もいよいよ残すところ会期僅かとなりました。会期中は一般来場者の他、学校の授業で駅舎見学に来た中央小の児童のみなさんや、本校芸術・スポーツビジネス専攻1年生27名も来場しました。


6月24日に行われた駅舎見学では、角美弥子先生の案内でJR岩見沢複合駅舎の各所をビジネス専攻の学生たちが見学。グッドデザイン賞を受賞している駅、ということで学生の皆さんは周りをきょろきょろ見回していました。
i-BOXを訪れた際には、i-BOXがどんな場所かをこちらからご説明した後に、実際に中に入ってイラストレーション研究室展「IWA-RECORD」を鑑賞してもらいました。先輩たちの作品を楽しそうに見学していた1年生。是非またi-BOXに遊びに来て欲しいものです。
さて、今週末の29日(土)には大学でオープンキャンパス開催の兼ね合いで、i-BOXも午後から一時的に込み合うことが予想されます。ゆっくり見たい、という方は土曜日を外してご覧いただけますと良いかと思います。
展覧会は30日(日)までの開催です。最終日は15時で終了となりますのでご了承ください。

===開催中の展覧会===
イラストレーション研究室展
「IWA-RECORD」
会期:開催中~6月30日(日)
時間:10:30~12:00、13:00~17:00(※最終日は15時で終了)
会場:北海道教育大学岩見沢校i-BOX(JR岩見沢複合駅舎2階有明交流プラザ内)
観覧無料
====================

2024年6月25日火曜日

本日より市立図書館にて「振り子時計とエアメール」開催!

こんにちは。i-BOXです。

本日より岩見沢市立図書館2階展示コーナーでは、油彩画研究室4年生の篠田歩実さんによる個展「振り子時計とエアメール」が始まりました。開催に先駆けて、昨日は搬入作業が行われました。あいにくの雨模様でしたが、5時間半の時間をかけて丁寧に設置が行われました。



篠田さんはどの作業も丁寧で、お手伝いに来ていた後輩のお二人(高橋さん、千葉さん)も「こうやるんだ~」と学びになっているようでした。さすが4年生ですね!


特に作品配置には大分悩んでいた篠田さん。何度も作品を入れ替えながら場所を決めていきました。会場の真ん中にはテーブルを設置し、油彩画作品に描かれているモチーフたちがころんとテーブルの上に登場しています。テーブルの上には絵本が置かれていますが、こちらは会場に展示している作品のミニイラストと共に作品解説が添えられています。1つ1つコピックで描かれていて観るのも読むのも楽しい一冊になっています。

今回もとても素敵な展示会場になりました。今日から約1ヶ月間、7月21日(日)までの開催です。是非会期中に足を運んでみてくださいね~!
=========
篠田歩実個展
「振り子時計とエアメール」
会期:2024年6月25日(火)~7月21日(日)
時間:10:00~19:00(※土日は17:30)
会場:岩見沢市立図書館2階展示コーナー(岩見沢市春日町2)
観覧無料
==========

2024年6月24日月曜日

新キャンパスガイド配布中!!

こんにちは。i-BOXです。

現在i-BOXでは、新しくなった「北海道教育大学岩見沢校キャンパスガイド2025」「北海道教育大学2025大学案内」を配布中です。



岩見沢校の今を知るなら「キャンパスガイド」
どんな先生がいて、どんな学生がいるのかが分かるようになっています。意外と知られていない岩見沢校の各種施設や研究室・教員の情報が一冊にギュッと詰まっています。
そして、北海道教育大学全体を取り上げたのが「大学案内」
札幌・旭川・釧路・函館・岩見沢の5校それぞれを取り上げて、各校の特徴が分かるようになっています。
岩見沢校ならびに北海道教育大学への進学を考えている方には是非一度お目通しいただきたい冊子です。無料で配布していますので、ご入用の方はi-BOXスタッフにお声がけください。
また、i-BOXではその他にも学生が編集する冊子「HUELAND SCAPE」や、本校美術文化専攻で制作した「2023年度 北海道教育大学岩見沢校 修了・卒業制作展図録」も配布しています。大学のことをもっと知りたい!という方はこちらもご一緒にお持ち帰りくださいね。

2024年6月23日日曜日

7/2から『JUNK PROSESSOR ANIMATION』

こんにちは。i-BOXです。

7月2日より、i-BOXではアニメーションの展覧会「JUNK PROSESSOR ANIMATION」を開催致します。作品を展示するのは唐川美桜さん(アニメーション研究室4年)。いつも手の込んだ画面作りと、ストーリー構成に思わず唸ってしまう作品を世に送り出している唐川さん。展示に向けて作業中とのことで、スタッフTがお話を伺いに行ってきました!




緻密な作品の秘密に迫る!

――唐川さんこんにちは!唐川さんのアニメーションはいつもキャラクターもストーリーも手が込んでいますね。まずはアニメーションを作る際にポリシーなどあれば教えてください。
作品全体を通しで見たときに、一体感が出るように制作しています。具体的には、背景とキャラクターにきっちりコンセプトを決めたり、画面の色の統一感も意識しています。キャラクターを作るときには大まかな設定も作り、その中から「このキャラクターの話は広げられそう、起承転結がつけられそうだな」とピックアップして物語を作っていくようにしています。」

――アニメーションを作るときに「どこまで動かそう」と考えて作っているのでしょうか。唐川さんの作品は画面の密度が高くて見終わった後の充足感が心地よいです。
「動かす部分は意識して描いていますね。というのも、キャラなどよく動かす部分に描き込みすぎてしまうとそのあと何枚も描く際に大変になってしまうので…。動く部分はシンプルに、反対に動かない背景などの部分には細かく描き込みするように意識しています。
唐川さん、ありがとうございました!
今回の展示では、アニメーションの展示の他、キャラクター設定集やイラストレーションなどが展示される予定です。アニメーションは是非じっくり見て頂きたいので、時間に余裕をもってお越しいただけますと幸いです。
展覧会は7月2日(火)からスタートです。
===次回のi-BOX展示===
2024年度学生展示企画Part.5 唐川美桜
「JUNK PROSESSOR ANIMATION」
会期:2024年7月2日(火)~7月15日(月)
時間:10:30~12:00、13:00~17:00
会場:北海道教育大学岩見沢校i-BOX
(JR岩見沢複合駅舎2階)
観覧無料
=================

2024年6月20日木曜日

北海道教育大学、33年の勤務を経て~野呂佳生先生インタビュー(後)

こんにちは。i-BOXです。

昨日より、まもなく定年退職を迎えられる音楽文化専攻 鍵盤第4研究室の野呂佳生先生に、スタッフSが様々なお話を伺ってまいりました。ピアノ指導法や伴奏法など、岩見沢校独自の授業についてもお話頂きましたが、本日は岩見沢校でのエピソードを伺ってみました。



岩見沢校での思い出を教えてください!

――函館校での勤務も含めると33年間、とにかく様々なご経験をされてきたかと思いますが、岩見沢校での印象深いエピソードがあれば教えてください。
これまでやってきた1番の感想は、学生の成長を見るのが楽しかったということ。これはもう本当に!心から思っています。印象深いエピソードと言われると、どうしても直近の卒業演奏会になっちゃいますね。去年の卒業演奏会では自分の研究室生が3名も出演できて嬉しかったですね。去年の定期演奏会のソリストにもうちの研究室生が選出されました。それから…(以下、たくさんの卒業生のお話が続きました!)
とにかく、演奏会や卒業試験含めて、学生の成長を見るのがすごく印象に残っています。みんな努力して、みんな成長して、自立した演奏家になっている。これまで、1年生の頃から卒業後も含めて、一人一人どうしたいか、何を学びたいか、何を1番に考えているのか(アーティスト志望か就職か進学かなど)話を聞きながら指導してきた結果だと思っています。」
そう教えてくださった野呂先生、最後にベートーヴェンの「月光」を弾いてくださいました!これまで33年間の月日が滲んだ「月光」に、話を聞いたスタッフSも思わずウルウルしてしまいました。野呂先生は「最後、退官記念にリサイタルを開きたいな」と思っているそうです。その際にはこちらのSNSでご紹介しますね。野呂先生、残り数か月となりますが、引き続きよろしくお願い致します!

2024年6月19日水曜日

北海道教育大学、33年の勤務を経て~野呂佳生先生インタビュー(前)

こんにちは。i-BOXです。

昨日は音楽文化専攻の授業「器楽Ⅴ(ピアノ)」についての話題をご紹介しました。授業で指導をされている野呂佳生先生は、令和7年3月に退官を予定されています。そこで本日は、野呂先生にこれまでを振り返って頂き、お話を伺いました。



教育大での教員生活を振り返って…

――野呂先生こんにちは。野呂先生は1991年より北海道教育大学函館校に勤務され、2009年より岩見沢校に勤務されていますね。そして、いよいよ来年には退官を迎えられます。今のお気持ちを教えてください。
「正直に言うとやっと肩の荷が下りるな、という感覚です。退官が近づき、今は何のしがらみもなく自分のピアノに集中することが出来ていて、本当に幸せだな~と感じています。
今年は時間にゆとりがあるので継続的、長期的にピアノの練習が出来ています。」

――先生のご専門は「ピアノ指導法」「伴奏法」ですが、具体的にはこれまでどんな指導・研究をされていたのですか?
「伴奏については今まで器楽、声楽ともに力のある方々と共演してきたので、それについて
自分自身の経験をまとめてきました。自身の演奏の経歴みたいなものです。指導法の論文では、アメリカやドイツに行って現地の教材や指導法、現場の状況を見てきて、その報告書のような形で執筆しました。
指導法については前任の水田先生、松永先生、樋口先生と一緒に考えてきました。岩見沢校の学生は皆弾くことはできるんですよ。習ったことを自分でできる。でも、その習ったことを人に伝えるのはできない。私達教員は大学で人に伝えることができる力を身につけさせたいと考えて授業を行ってきました。過去には、ボランティアを募集して、実際に10回ほど、受講生が人に指導する実践の場がありました。受講生が自分で指導計画を作って、それを先輩だったり院生だったりがこうした方が良いよ、と指導して、皆で力を付けていくことができていました。
教育実習に行って帰ってきた学生が、1番能力が上がっていると感じていたんですが、この授業はそれに次ぐほど効果のある授業でした。この講義を受けた卒業生が就職したところからの評価もすごく高かったです。」
(明日に続く)

2024年6月18日火曜日

考えるピアノ~『器楽Ⅴ(ピアノ)』

こんにちは。i-BOXです。

本日は音楽文化専攻の授業「器楽Ⅴ(ピアノ)」の話題をご紹介します。
本授業のメインはピアノ。コンチェルトの伴奏付きで、自分の表現をしながら演奏をすることが最終目標となる授業です。取材にお伺いした日は野呂佳生先生のレッスン日。レッスンを受けていたのは鍵盤楽器専攻の小出みなみさん(3年)。全15回のレッスンで、今日が8回目の授業です。


気になるレッスンの内容は?

――1年生の時から野呂先生の指導を受けているという小出さん。指導も3年目に入り、変化を感じていると伺いました。
「大学に入る前は具体的に「もっと強く」「だんだん強く」といった、直接的な指導を受けていましたが、野呂先生からは曲に合った弾き方、根本的な弾き方、時代別の弾き方を教わっています。今は、ヒントだけもらって自分で考えられるようになるための指導を受けていますね。「自分がどうしたいか」を考えて弾けるようになってきました。

――曲について、どう弾くかを自分で考えているんですね!
「大学に入る前は、自分でどう弾きたいかなんて考えることは出来ませんでした。野呂先生に教わるようになってからは、曲について自分で考えざるを得ない状況になりました。先生がこう言っているから、こう演奏する、というものじゃないと気づかされましたね。野呂先生には感謝しています。
今は良い意味で言えば自由、悪く言えば怖いです。全部自分で考えて弾くから、これでいいのかと常に不安ではあります。私の思っていることはあっているのか、自由な分怖さは倍増しています。」



野呂先生は、「基本的には時代順に、3年生までに全部の時代を終えられるように全ての時代を教えています。学年が上がればどんどん教えることが減っていきます。みんな自分で考えられるようになるので。」と仰っていました。

現在はドヴォルザークの「ピアノコンチェルト第3楽章」を譜読み中という小出さん。譜読みとは、楽譜を読み、ピアノを弾く前の段階で、自分がこうやって弾きたいという意思をもつこと。まさに野呂先生の教えを実践している真っ最中です。

授業は残り7回。最後に行う実技試験に向けて、小出さんは譜読み・練習を続けて行くそうです。自分が思うドヴォルザーク「ピアノコンチェルト第3楽章」を惹くことができるよう頑張ってほしいですね!

2024年6月17日月曜日

4年間の恩返し

こんにちは。i-BOXです。

先日岩見沢市立図書館で開催した日本画研究室4年生による展覧会「4年生だけのいわならべ」は無事に終了致しました。ご来場いただいた皆様からはたくさんの感想をお寄せいただきました。みなさま、ありがとうございました!


続きまして今月末より、市立図書館は、油彩画研究室4年生の篠田歩実さんによる油彩画展「振り子時計とエアメール」を開催致します。現在準備中の篠田さんのもとへ、スタッフTがお話を伺いに行ってきました。

4年間の恩を込めて~

――篠田さんこんにちは!DMが素敵だと既に評判です。画面から伝わってくる静謐さに今から展示が楽しみです。
ようやく個展が出来て嬉しく思っています。応援してくれていた周囲や家族への恩返しになったな、と思っています。作品にも幅があるのでバリエーション豊かな展示になる予定です。楽しんで頂けたらと思います。」

――制作の上で大事にしていることなどはありますか?
温かみを大事にしています。子どものおもちゃやビー玉をモチーフに、見てくれた人が子どもの頃の思い出を思い出したり、ぽかぽかした気持ちになってくれるような絵を描いていきたいと思っています。」

先日i-BOXで作品展「白と叙情詩」を開催していた伊藤紗弥さんと同様に、ジオラマを組んで、実物を見ながら描いているという篠田さん。現在制作中の新作のジオラマも作業場にあって、汽車や白くてすべすべした石などが実際に並んでいました。元々は写真をみて描くことがほとんどでしたが、昨冬から担当教員のアドバイスを受けてジオラマを組んで、見て描くようになったそうです。

本展では大学4年間で制作した作品を展示します。4年間の時の流れのなかでも変わったこと、変わらなかったことがそれぞれあるという篠田さん。是非会場に足を運んでその変化を確かめてみてくださいね。
展覧会は一週間後、6月25日(火)からスタートです。お楽しみに!


===次回の岩見沢市立図書館展覧会===
篠田歩実個展
「振り子時計とエアメール」
会期:2024年6月25日(火)~7月21日(日)
時間:10:00~19:00(※土日は17:30まで)
会場:岩見沢市立図書館2階展示コーナー
観覧無料
==========================