こんにちは。i-BOXです。
本日は音楽文化専攻の授業「器楽Ⅴ(ピアノ)」の話題をご紹介します。
本授業のメインはピアノ。コンチェルトの伴奏付きで、自分の表現をしながら演奏をすることが最終目標となる授業です。取材にお伺いした日は野呂佳生先生のレッスン日。レッスンを受けていたのは鍵盤楽器専攻の小出みなみさん(3年)。全15回のレッスンで、今日が8回目の授業です。
気になるレッスンの内容は?
――曲について、どう弾くかを自分で考えているんですね!
「大学に入る前は、自分でどう弾きたいかなんて考えることは出来ませんでした。野呂先生に教わるようになってからは、曲について自分で考えざるを得ない状況になりました。先生がこう言っているから、こう演奏する、というものじゃないと気づかされましたね。野呂先生には感謝しています。
今は良い意味で言えば自由、悪く言えば怖いです。全部自分で考えて弾くから、これでいいのかと常に不安ではあります。私の思っていることはあっているのか、自由な分怖さは倍増しています。」
野呂先生は、「基本的には時代順に、3年生までに全部の時代を終えられるように全ての時代を教えています。学年が上がればどんどん教えることが減っていきます。みんな自分で考えられるようになるので。」と仰っていました。