2024年6月20日木曜日

北海道教育大学、33年の勤務を経て~野呂佳生先生インタビュー(後)

こんにちは。i-BOXです。

昨日より、まもなく定年退職を迎えられる音楽文化専攻 鍵盤第4研究室の野呂佳生先生に、スタッフSが様々なお話を伺ってまいりました。ピアノ指導法や伴奏法など、岩見沢校独自の授業についてもお話頂きましたが、本日は岩見沢校でのエピソードを伺ってみました。



岩見沢校での思い出を教えてください!

――函館校での勤務も含めると33年間、とにかく様々なご経験をされてきたかと思いますが、岩見沢校での印象深いエピソードがあれば教えてください。
これまでやってきた1番の感想は、学生の成長を見るのが楽しかったということ。これはもう本当に!心から思っています。印象深いエピソードと言われると、どうしても直近の卒業演奏会になっちゃいますね。去年の卒業演奏会では自分の研究室生が3名も出演できて嬉しかったですね。去年の定期演奏会のソリストにもうちの研究室生が選出されました。それから…(以下、たくさんの卒業生のお話が続きました!)
とにかく、演奏会や卒業試験含めて、学生の成長を見るのがすごく印象に残っています。みんな努力して、みんな成長して、自立した演奏家になっている。これまで、1年生の頃から卒業後も含めて、一人一人どうしたいか、何を学びたいか、何を1番に考えているのか(アーティスト志望か就職か進学かなど)話を聞きながら指導してきた結果だと思っています。」
そう教えてくださった野呂先生、最後にベートーヴェンの「月光」を弾いてくださいました!これまで33年間の月日が滲んだ「月光」に、話を聞いたスタッフSも思わずウルウルしてしまいました。野呂先生は「最後、退官記念にリサイタルを開きたいな」と思っているそうです。その際にはこちらのSNSでご紹介しますね。野呂先生、残り数か月となりますが、引き続きよろしくお願い致します!