こんにちは。i-BOXです。
会期中は始終薄暗かったi-BOX。
深海をイメージして光源を絞り、薄暗さを演出した展示室。室内には青を基調とした作品が並んでいるだけではなく、室内には不思議な「音」が流れています。キュルキュル…ボ~…サラサラ…耳慣れない、でもどこか落ち着く音たち。本展では作品に併せて、深海をイメージした音楽を、音楽文化専攻の高嶋環さんと中村丹音さんが制作しました。
薄暗い中で音に合わせて作品を眺めていると、作品のあやしさがいっそう際立ちます。「ここに描かれているのは現実にはいない生き物たちだけど、この空間にいると本当にいるような気がしてくる」なんてお客様もいらっしゃいました。
それにしても、「作品を見て涼しくなってくれれば」という3人の思いが通じたのでしょうか?それまで暑かった日々も、本展が始まると共にしばし鳴りを潜めていました。まるで「青をみつめる」が涼を連れて来てくれたかのように思えます。
明日以降は気温が急上昇するという予報が出ています。みなさま、どうぞ熱中症にはくれぐれもお気を付けください。次回は木工と写真の展覧会「キになるカケラ」です。どうぞお楽しみに!