こんにちは。i-BOXです。
現在岩見沢市立図書館で開催中の授業作品展「太宰治著『斜陽を描く』展」は残り1週間を切りました。本展は昨年度の授業で描かれた作品を展示していますが、実際の授業はどんな様子なのでしょう。今年も同じ授業が行われているということで、スタッフSが見学してきました!
この日は1枚目の絵を完成させて、最後に全員の前で発表する日。皆「間に合わないかも…」と言いながら、集中して描いています。今年の参加者は3・4年生計11名。みなさん、密にならないよう自分の研究室で作業を進めていました。
「学生自身が用意したテーマがあやふやだと何を表現したいのかが分からなくなってしまうことがあります。それに比べると既存の作品はテーマが決まっているからこそ、より構図や明暗に集中して描くことができます。そのシーンをどう伝えたいのか、絵画の中で考えます。美しく見せたいのか、それともびっくりさせたいのか…話すときに話し方を変えるように、絵画では構図や明暗を考えることが重要です。」