2022年6月5日日曜日

アートマネジメント美術研究室と、三笠プロジェクト(後)

こんにちは。i-BOXです。
現在i-BOXでは「川俣正 北海道インプログレス[3Dビュー制作]プロジェクト展」を開催中です。本日は、実際に展覧会の企画を行った、アートマネジメント美術研究室3年生の加藤璃音さんと阿部柚香さんにお話を伺います。


加藤さんたちが入学したのは2020年。
新型コロナウイルスの影響からリモート授業が続く日々…。もちろん、三笠プロジェクトの公開も停止していた時期です。3年生にとっては馴染みのないプロジェクトであることから、企画当初は困難を極めました。

「本当に何もわからず、資料を読み込んで情報を集めることから始めました。今考えると、資料を集めることから勉強だったな、と思います。」と加藤さん。いっぽう、阿部さんは「知らないからこそ、プロジェクトの本質が見極められたのではないかと思います。」と教えてくれました。確かに、冷静に・一歩引いて考えることは、大事なことですね!

当初は作品にばかり注目していた二人ですが、2人がふと気が付いたのは「プロジェクトに関わっている人」の存在。そこで、プロジェクトに関わっている人々にzoomを使って取材を行い、伺ったお話の中から大事だと思った言葉を選んで、展示することにしました。






2人が選んだ言葉たちは、i-BOX前にパネルとなって展示中です。三笠プロジェクトって、いったい何なのでしょう?作品ではなく、人々の言葉から捉えることで、新たな側面が見えてきましたよ。
展覧会は6/14(月)までの開催です。最終日は15時で終了となりますのでご了承ください。