こんにちは。i-BOXです。6月に入りました。前期授業もいよいよ後半戦。今盛り上がっているのは音楽文化専攻の授業「合唱」らしい……ということで、スタッフSが見学してきました!
今年は65名が参加し、ブラームスの楽曲「Schicksalsied(運命の歌)」を歌う、授業「合唱」。楽曲は美しくしっとりしたパートと激しいパートの二つに分かれたメリハリのある曲です。「歌詞の内容を向ける対象がいた方が気持ちもこもって歌いやすいでしょう!」という大久保先生の発案により、なんと全員がスタッフSの方を向いて歌ってくれました(迫力がすごい!)。
歌っている学生の中には、歌ったり伴奏したりなんだか忙しそうな人が…。こちらの宮川光さん(鍵盤楽器専攻3年)は、バスパートとピアノ伴奏を交替で担当しています。合唱は大学に入ってから初めて習ったそうで、歌も伴奏も難易度が高く大変!とのこと。ですが、「曲の伴奏をやっているからこそ、曲自体への理解が深まっている気がします」と前向きな気持ちを教えてくれました!
さて、こちらの「運命の歌」。馴染みがない発音だなあ…と思っていたら、なんと全篇ドイツ語でした!学生の皆さんには、ドイツ語の発音と訳が書かれたプリントが配られています。授業を指導する大久保光哉先生(声楽第1研究室)は、「ドイツ語の楽曲に触れられるのは大学のうちだけ。人間をどう見るか、考えさせられるような精神性のある曲でもあるので、学生のうちに触れてほしいと機会を作りました」と、明かしてくれました。