こんにちは。i-BOXです。
作品の多くは『陶土』と呼ばれる粘土を焼いて作られた作品たち。本展では、かわいいクマさん・ウサギさんの形をした陶板レリーフや、ちょっとドキッとする植物「オナモミ」を使った作品など、7点の作品を展示中です。
山内先生は金沢美術工芸大学のご出身。陶土を中心に制作されていたのかと思いきや、学部時代から御影石を中心とした石彫を中心に制作を行ってきたのだそう!
石彫を学んでよかったことは、「素材が重いので、石が扱えれば大体どんな素材も扱えようになるから基礎が学べたこと。」。その後、東京藝術大学の大学院でも石彫に取り組み、大理石などにも挑戦したそうです。
岩見沢に来て印象的に感じたのは、駅舎周辺のレンガの存在でした。やがてこの地域一帯が煉瓦で有名ということを知り、本展では陶土を使おうと思い至ったのだそうです。
※「冬は寒すぎて石彫できないから、新しく雪国でできることをやってみました。」とも仰っていました…。
山内先生にとっても新たな試みとなった本展。
ゴールデンウィークが終了し、本日から大学も再開!ますます「空気になる日」は賑わいそうな予感です。皆様もどうぞお見逃し無きよう!展覧会は16日(日)まで開催です。