2021年11月5日金曜日

#CharaからJazzへ!HUG展覧会ぞくぞく

こんにちは。i-BOXです。

先月下旬、北海道教育大学アーツ&スポーツ文化複合施設(札幌市中央区北1東2)では、「メディアコンテンツ研究室展vol.7」が開催されました(写真1~4枚目)。メディアンコンテンツ研究室は、「伝えたいこと」に対してその手段や媒体、反応を学ぶ研究室。…こうして文字にするとちょっと難しい内容、ということで、毎年テーマを決めて発表展示を行い、研究室の活動を肌で感じてもらう取り組みをしています。

ターバンはポニーテールだと思っていた



さて、今年のテーマは「#Chara」。
「キャラ」…一言に「キャラクター」といえど、登場人物や性格、プログラムなど、調べてみると様々な意味を持つ言葉です。今回は室生それぞれが考えるキャラクターの解釈を、作品を通して発表しました。





事前に「怖い…」と噂になっていた太田まりなさん(3年)の『…の…の少女』。こちらは太田さん自身がフェルメール作「真珠の耳飾りの少女」をずっと間違って認識していた、という実体験をもとに作成された作品です。
ターバンはポニーテールだと思っていたし、唇の色はもっと薄いと思ってたし、真珠の耳飾りも認識していなかった…」という太田さん。あれ?こんな顔だったっけ?なんて、よくある話ですが、こんな、自分の頭の中だけで描いていた「キャラクター」は一体どこでどうやって生まれて来たんでしょうか…ついつい考えてしまいます。
4年生の皆さんにとっては卒業制作のプレ発表の場でもあったという本展。この会場で見た作品が、どんなふうに仕上がってくるのかは、2月の卒業制作展でご確認ください。







そして、メディアコンテンツ研究室展が終了したHUGでは、現在「HUG JAZZ,HUG SAPPORO!」が始まっています。こちらはSAPPORO CITY JAZZと北海道教育大学岩見沢校がタッグを組んだ展覧会です。#CharaからJAZZへ。芸術の秋、バトンはまだまだ続きます。