2021年11月2日火曜日

私を語るのは私である

こんにちは。i-BOXです。

本日より、i-BOXでは2021年度学生展示企画Part.10松宮康太「Storyteller」を開催致します。







”語り部”を意味する言葉

松宮康太さんは美術文化専攻 プロダクトデザイン研究室の4年生。本展では12点の平面作品を展示しています。
storytellerとは、”語り部”を意味する言葉。松宮さんは本展のご挨拶の中で、「『私』という存在を誰かに説明できるのは『私』だけだ。」と記しています。



新型コロナウイルスの影響で人と会わなくなってから、じっくりと自分と向き合ったという松宮さん。自分の良いところも、悪いところもひっくるめて、作品ひとつひとつに「私」という人間をつめ込みました。







メインビジュアルの「Prism」は、松宮さんの中にあるネガティブな感情を描いたもの。光を分散させ、様々な色を見せるプリズム。自分にも様々な色があるはずなのに、表現できない憂鬱さを絵にすることで、自分の今やこれからを出していければと思った、という松宮さん。
きれいだけじゃない、でも憂鬱だけじゃない。ポジティブに生きていきたい!
松宮さんが向き合った自分と、これから描きたい未来がぎゅっと詰まった展覧会になりました。「Storyteller」は11月14日(日)までの開催です。
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2021年度学生展示企画Part.10
松宮康太
「Storyteller」
会期:2021年11月2日(火)~11月14日(日)
時間:10:00~12:00、13:00~16:00
会場:北海道教育大学岩見沢校i-BOX(JR岩見沢複合駅舎2階)
入場無料
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