7/7(水)より、札幌市民ギャラリーでは本校美術文化専攻有志による展示会「七月展2021」が開催されます。今回は、代表の和島ひかりさんに行ったインタビューを二回に分けてお届けいたします。初回は、七月展の展示について深く掘り下げていきます。
2年ぶりの開催へ!!
昨年は新型コロナウイルスの影響で開催できなかった七月展。実は、美術科の教員養成課程が札幌校にある時代から開催されていた、歴史のある展示会です。伝統を途切れさせたくないという想いもあり、今年は無事開催できることに安堵したそうです。
実際に展示するまでに、出展者との調整や下見を経て構成を決めていきます。「バランス調整が難しいですが、それぞれの意見を反映して組み立てています」と和島さん。「皆さんコロナ禍という制約のある中で制作を進めているので、苦しんでいる作品が多いかなという印象を受けました」と話してくれました。
この一年間、発表の機会がほとんどないまま過ごしてきた学生たち。今年の七月展はこれまでとは違った印象を受けるかもしれません。明日は、運営についてのお話を詳しく伺ってまいります。(写真は過去の七月展の様子)