油彩画×教員＝「終わらない遊戯」（後）

こんにちは。i-BOXです。
現在i-BOXでは、卒業生による展覧会ZAWA+vol.1 太田香「終わらない遊戯」を開催中です。卒業から5年、現在は道内の高校に教員として勤務する太田香さん。北海道教育大学岩見沢校での学びは、今のお仕事にどう活かされているのでしょうか？詳しく伺ってみました。

大学の学び、今に活きる。

「やはり自分が知っていることしか教えられないので、大学で専門的に学んだ美術の知識や指導法は、授業や部活動に活きています。また大学では、他人に言われて気づくこと、話しているうちに自分で整理されることなど、対話の重要性も学びました。教わる立場から教える立場になって、私もまずは生徒の考えを聞くようにしています。その子が表現したいものによって、私が授けるべき知識や技術というものが変わっていくと思うので、よく話を聞くというスタイルは絶対に忘れてはいけないなと思います。」
教員という忙しい仕事の中で生徒と向き合いながらも自分の活動を続けている太田さん。最後に、今後の制作についてお話を伺いました。

「仕事があるのでペースはゆっくりにはなりますが、絵は続けていきたいです。ずっと絵を描いていたので、描かないということがあまり選択肢にないですね。私にとって絵を描くということは、小さい頃のお絵描き遊びからそんなに意味合いが変わっていません。原点であるお絵描き遊びを楽しんでいた気持ちを忘れずにいたいと思います。」
「終わらない遊戯」というタイトルに、“遊ぶことはやめないぞ”という意味を込めました、という太田さん。太田さんの強い意志のあらわれでしょうか？作品の中に登場する子どもたちも元気いっぱいに遊んでいますよ。なんだか、太田さん自身のように見えてきます。

太田さんの新作8点が並ぶ「終わらない遊戯」は、27日（日）までの開催です。遊び心たっぷりの作品が皆様をお待ちしております。どうぞお見逃しなく！！

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卒業生による展覧会 ZAWA＋ vol.1 太田香
「終わらない遊戯」
会期：2020年12月13日（日）～12月27日（日）
時間：10:00～12:00、13:00～16:00
会場：北海道教育大学岩見沢校i-BOX（JR岩見沢複合駅舎内2階）
入場無料
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