2019年8月24日土曜日

スタッフY、初めての長期密着取材を終えて

こんにちは、i-BOXです。
これまで何度もこちらのFacebookで学生の取り組みを紹介してきた「アーティストファミリーレジテンスIN岩見沢」。会期中、何度も上幌集会場に足を運び、アーティストの伊吹さんやお手伝いをする学生を取材してきたi-BOXの学生スタッフYこと吉川くん。本人はスポーツ文化専攻所属で、「美術に興味はあるけれど、関わりがなかった」という彼にとって、初めて(しかもいきなり)美術の現場に関わるきっかけになりました。

他分野の”プロ”に触れて

「印象的なのは制作をしていた体育館の情景です。30℃を超える暑い日にも何度か行きましたが、体育館の中は窓からの風が流れて心地よかったし、なによりゆっくりと過ぎる時間が日常を忘れさせてくれました。」
今年からスタッフとしてi-BOXで働く吉川君にとって、初めてとなる長期にわたる密着取材。メインは学生の活動を取材するという仕事でしたが、素敵なアートや、伊吹さんとのお話が楽しかったのだそう。取材日がたまたまアーティストさんの誕生日に重なったこともあり、バースデーサプライズを準備して一緒にケーキを食べた、なんてこともあったそうです。
「美流渡の地区会長さんのお宅に行ってお話を聞いたり、栗沢工芸館に行って陶器を焼く窯を見せてもらったり、取材を通して普段じゃ出来ない経験をさせてもらいました。こうして制作の現場を見たうえで完成した作品を見ると、とても感慨深いです。」
 お手伝いに来ていた美術文化専攻の学生、アーカイブ班として参加していたビジネス専攻の学生たちとも交流が生まれたという吉川君。スポーツにいそしんできた吉川君の人生の中でも、とびきり珍しい夏の思い出になったようです。
あっという間だったというひと夏の軌跡。その成果作品は、現在まなみーる岩見沢市民文化センターにて、8月31日(土)まで展示中です。