2017年5月18日木曜日

ようこそ、神話の世界へ②愛あるギリシャ神話


こんにちは。i-BOXです。
昨日よりこちらのFacebookページでは、「ようこそ、神話の世界へ」と題して、現在開催中の「第2回油彩画研究室展」の作品をご紹介しています。本日ご紹介するのは、Aさんのギリシャ神話を題材にした7作品です。

どんな内容?

===あらすじ===
冥界を治める王であるハデスは、豊穣の女神デルメルの娘であるコレーに一目ぼれをし、コレーを冥界へ攫ってしまいます。コレーは「ぺルセポネ」と名を変え、温厚なハデスと仲睦まじく暮らします。 しかし、娘を奪われた怒り狂ったデルメルにより、地上は枯れ果て、人々の生活は脅かされていました。ハデスはぺルセポネに石榴の実を4つ与え、地上に帰します。ふつう、冥界で食事をすると、地上へは二度と帰れませんが、ぺルセポネが食べたのは4粒の石榴。食事にはあたりませんが、冥界で食べ物を口にしたぺルセポネは、1年のうち4か月を冥界で過ごさなければならなくなりました。 帰って来た娘にデルメルは大喜びし、地上の大地や水はみるみると生気を取り戻し、人々は大喜びしました。一方、ぺルセポネにとって地上にいる8カ月はハデスと会えない8カ月。ぺルセポネはハデスと共に冥界で過ごす4カ月を心待ちにしているのです。 ギリシャ神話では、ぺルセポネが地上にいる8カ月を春から秋、冥界へ行く4カ月を冬としています。
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ギリシャ神話では、私たちが普通に過ごしてきた四季にこんなストーリーがついていたんですね。冬は雪が多くて辛いと思いがちですが、ぺルセポネとハデスが仲良く暮らしていると思えば悪くない……かもしれませんね。 明日は、Mさんの作品をご紹介します。お楽しみに!