こんにちは。i-BOXです。
JR岩見沢駅の若葉が青々としてきました。少し前までは雪に埋もれていたはずなのに…季節の巡りの速さを改めて感じます。さて、まもなく訪れる、一年で一番日が長い「夏至」にかけて、岩見沢市内ではとある授業作品展を行います。取り扱うテーマは太宰治著「斜陽」です。
展覧会名は「北海道教育大学岩見沢校 授業作品展 太宰治著『斜陽』を描く」。
舩岳紘行先生（油彩画研究室指導教員）が毎年行う”既存の物語を描く授業”の中で、昨年は太宰治の「斜陽」が取り上げられました。本作は1947年に発表され、戦前戦後の社会変化と、それに伴う登場人物の葛藤が描かれています。
展覧会では、授業内で学生が描いた作品に加え、卒業生や教員も作品を発表。会場を一巡することで、斜陽のストーリーを追うことが出来るようになっています。
また、本展は北海道教育大学岩見沢校の展覧会として、初めて栗沢地区での開催となります。
i-BOXにはよく栗沢からお客様がお越しいただきますが（ありがとうございます！）、今回はi-BOXと学生たちが栗沢へお邪魔しますよ。
一年で一番明るい季節に行われる、人の心に落ちた夢と影を想う展覧会です。
一同、皆様のご来場をお待ちしております。