2021年12月13日月曜日

伊藤宏介さんのZAWA+(後)

こんにちは。i-BOXです。

本日15時を持ちまして、卒業生による展覧会ZAWA+VOL.2 伊藤宏介「墨のいろ、白の形」は終了です。







仕事が忙しくても、公募展は休まず出す。


さて、2014年に北海道教育大学岩見沢校を卒業した伊藤さん。現在は公益財団法人札幌市公園緑化協会に勤め、札幌市東区の「モエレ沼公園」にて屋外管理業務を担っています。芝刈りから遊具の管理、さらには蜂の巣駆除まで……お客様の安全を担う大事なお仕事ですが、伊藤さんは仕事と制作のバランスをどのようにしてとっているのでしょうか?
仕事が忙しくても、公募展は休まず出すようにしています。一度休むと次に立ち上がるのが大変なので、締め切りを作ってモチベーションを保つようにしています。私は書道研究会「書圏」に所属していますが、そこには書を続けたいと思う同じ志の人がいて、作品を見せあう時間があります。人に作品を見てもらうことで、作品が単調にならないのはとても貴重なことです。仕事と制作のバランス、という意味では、そうやって環境を作ることで細く長く両立を図っていきたいと思います。」

社会に出てから、陶芸家・河井寛次郎の言葉「暮らしが仕事、仕事が暮らし」という言葉が強く心に残ったという伊藤さん。どちらも疎かには出来ないし線引きは出来ない中で、これから先もすべてを糧にするつもりで何事にも取り組んでいきたい、と教えてくれました。伊藤さん、ありがとうございました!
















「墨のいろ、白の形」は本日で終了となりますが、15日(水)からはもう一人の卒業生、さとうゆかさんがやってきます!これまた毛色の違う、にぎやかな展覧会になる予定です!次回もどうぞお楽しみに!
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卒業生による展覧会ZAWA+vol.3
さとうゆか「あちらとこちらの間で」
会期:2021年12月15日(水)~12月27日(月)
時間:10:00~12:00、13:00~16:00
会場:北海道教育大学岩見沢校i-BOX(JR岩見沢複合駅舎2階)
入場無料
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