こんにちは！i-BOXです。昨日7月７日より、札幌市民ギャラリー（札幌市中央区北2東6）では、ついに「七月展」がスタートしました。自粛期間が開け、久しぶりの大規模開催となる展示会です。そこで、会期前日の6日（火）に行われた搬入作業にスタッフＡが取材に行ってきました！
待ちに待ったリアル展示！
昨年1年間発表の場がなく、今回が初めての出展機会となった学生も多い「七月展2021」。会場に搬入に来ていた2年生にお話を伺うと、「やっと一歩目を踏み出せた気がします」と話してくれました。今回、会場でインスタレーション作品を展示する小野寺瞭さん（現代美術・空間造形研究室3年）からは、「オンラインと実際の空間では扱い方が全く違うので、今回は動線に苦戦している」との声が。学生の中にはこの1年でオンライン展示に慣れてしまった故の違和感もあるようですね。
今年度は搬入時の出展者の密集を避けるべく、あらかじめ組んだ図案に則った設営を行いました。おかげで、例年よりもスムーズに搬入作業は進んだという運営チーム。運営もブラッシュアップできたのでは、と確かな手ごたえを感じたようです。
各展示室には壁面に向かって釘を打つ出展者の方々や、全体的な配置バランス設計をしている運営の皆さんの姿がありました。搬入日のこの日は湿っぽい曇り空が広がる涼しい一日でしたが、展示室の中では学生の皆さんがせわしなく動き汗を流していましたよ。
作品たちに真摯に向き合い微調整を重ねていくストイックな眼差しに、この展示会にかける想いを感じることが出来ました。一年間機会を待ち望んでいた学生たちの、熱のこもった作品たちを観に、足をお運びいただけましたら幸いです。
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「七月展」
会期：2021年7月7日（水）～7月11日（日）
時間：10:00～19:00（※最終日は17時まで）
会場：札幌市民ギャラリー（札幌市中央区北2東6）
入場無料
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