2021年7月19日月曜日

粉塵舞い飛ぶ「彫塑Ⅱ」

こんにちは。i-BOXです。

本日は今春より開講した授業「彫塑Ⅱ」の話題をご紹介!
以前、i-BOXでは春先に市内にある溝口石材工業さんから材料となる札幌軟石をいただいてきた様子をお伝えしました。その後、残念ながら緊急事態宣言を受け対面授業が一旦中止になってしまいましたが、今月に入り授業が再開!「すごいですよ!」という一報を受け、スタッフSが授業にお邪魔してきました!

「汚れてもいい服装と、ゴーグルで来てください!」、、、。


この日行うのは大まかな形をとる作業。粉塵が舞うため、「汚れてもいい服装と、ゴーグルで来てください!」ということで、装備を整えていったスタッフS。







授業に参加している学生の皆さんも、暑い中、長袖長ズボンにゴーグル、マスク、手袋と完全防備スタイルです。各自石の前に立ち、この日の作業がスタート!人によっては事前に作っておいた小型の試作模型(マケット)を見ながら、慎重に彫刻作業を進めます。




主に使用する道具は、ノミ、ハンマー、両刃、グラインダーの四つ。まずは、ノミを石に当ててハンマーで叩きます。すると、石に線が走るので、この線を両刃でたたいて面を切り出していくことの繰り返し。また、グラインダーは石に切り込みを入れるのに使います。切り込むことで、面を出すときにかなりの量を削りとれるのだとか。



初めて彫刻の作業を見たスタッフS。粉塵を巻き上げながら石を彫る様子は、Sの目には大迫力に映ったようです。さてさて、石はどんな“理想の形”に近づいていくのでしょうか?授業の様子はまた近いうちにご紹介いたしますね!