昨年の出来事ではありますが、本校美術文化専攻の彫塑研究室が数年ぶりの復活を果たしました。彫塑とは、彫刻と塑像(そぞう)を意味することば。彫刻は木や石を彫り、塑像は粘土や石膏をこねて形をつくり出すものをさします。
みんなで協力!石運び!
授業で使用する石材は札幌軟石。支笏火山が噴火した際に流れ出た火砕流で出来た『溶結凝灰岩』で、札幌にある本学の施設北海道教育大学アーツ&スポーツ文化複合施設HUGはこの札幌軟石を使ってつくられています。
今回、彫塑研究室の皆さんが訪れたのは、岩見沢市内にある溝口石材工業さん。まずは現地で、誰がどの石を使うかチェックし、石材には誰が選んだ石か分かるよう、名前や印をつけていきます。軟石…なんて聞くと軽いの?と思いますが、一人で持ち上げるには大きくて重い石。ゴロゴロ転がして車の近くに運び、協力しながら車に積んでいきます。