こんにちは。i-BOXです。
昨日より、i-BOXでは「第4回油彩画研究室授業作品展」が始まりました。
i-BOXでは久しぶりの授業作品展です。ご来場の皆様はじっくりと学生の学びの成果をご覧いただいております。
作家研究にも力を入れた。
ピカソやゴッホのような、絵画史に残るような大画家は、もともと強い個性を持っているから独自性の作品を生み出せたのでしょうか?油彩画研究室指導教員の舩岳紘行先生は、ご挨拶の中でこう述べています。
「ピカソもゴッホも、過去の巨匠たちの作品から実に多くのことを学んでいました。個々の画家がどんな興味や問題意識を持ち、誰の作品から何を学び取っていくのか……。これらの学びが、次第にその画家の個性につながっていくわけです。言い方を変えれば、個々の感性や趣向に基づいたこの選択が、その画家の個性を形づくると言えます。」
2020年度は新型コロナウイルスの影響で自宅学習が続いたという油彩画研究室の皆さん。ですが、こういう時だからこそ集中して取り組める作家研究に力を入れて活動を行ってきました。本展では、新3年生4名の作家研究(パネル展示)と習作を展示しています。自分の力で疑問を解決する楽しさ、そして巨匠たちの絵画から得た知見をもとに、自らの表現を模索する学生たちの学びをご覧ください。