2021年3月12日金曜日

2021年の日本画



こんにちは。i-BOXです。
現在、JR札幌駅から徒歩5分にあるギャラリーエッセでは、本校美術文化専攻日本画研究室生による展覧会「いわならべ」を開催中です。会場では日本画研究室に所属する2~4年生の作品が並んでいます。今回初めて日本画を見たスタッフE、自分で想像していた“日本画”とは随分イメージが違ったようです。

そもそも、日本画っていったい何でしょう?会場で受付をしていた山舘未来さん(日本画研究室3年)にお話を伺ってみました。
「日本画の起源は江戸時代くらいで、もともと普通に日本で描かれていたものが、海外から油絵とかが入ってきたことで、区別するために生まれたものです。よく皆さんがイメージする日本画は、和紙に描いたり、岩絵具を使ったり、花鳥風月を対象に描かれたものですね。
今回、実際に作品を見てもらうと、いわゆる“日本画”とよばれるものと大分イメージと違ったのではないでしょうか。最近の日本画は現代っぽい絵や、色が鮮やかなものが増えてきていてとても面白いですよ。」
そんな山舘さんの作品は「かがみみず」。誰かになりたい、という自分の願いと、誰かもまた自分に対して「あなたになりたい」と思っている…そんな心の動きを作品にしました。他にも様々なお話をして日本画についてちょっぴり詳しくなったというスタッフE。皆様もご来場の際に何か疑問に思ったことがあれば、(ソーシャルディスタンスをはかりつつ、)学生に話しかけてみてくださいね。
「いわならべ」は14日(日)までの開催です。





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「いわならべ」
会期:2021年3月9日(火)~3月14日(日)
時間:10:00~19:00(※最終日は15時まで)
会場:ギャラリーエッセ(札幌市北区北9条西3丁目)
入場無料
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