2020年12月11日金曜日

釣亭黒鯛落語会「寝床」無事終演!

こんにちは。i-BOXです。
先日、前後編でご紹介した釣亭黒鯛さん。ついに12月8日(火)、岩見沢市立図書館での本番公演を迎えました。当日は朝からまさかの大雪…。そんな中でも会場にはお客様の姿がありました。






黒鯛さん、ついに本番!!!


出囃子とともに温かい拍手で迎えられた黒鯛さん。実はお客さんの前で落語をするのは10ヶ月ぶりとのこと。この日に備え、落語漬けの毎日を過ごし、本番に備えてきました。
今回披露した演目は『寝床』。商家の旦那さんが義太夫を語りたいのに、「下手な義太夫は聞きたくない」と、長屋の人達が嘘をついて逃れるというお話。江戸が舞台のお話ですが、途中で主人公の声をおたる水族館のトドに例えた場面がありました。黒鯛さんが地元ネタをどこかに入れたいという思いから、「くすぐり」としてオリジナルで差し込んだそうです。粋ですねえ・・・。

今回の寝床は、黒鯛さんにとっては人生2度目の披露。1回目に挑戦した時は納得ができず、リベンジのつもりもあったそう。前回の反省点を生かし、主人公の50代くらいの旦那さんになりきることに特に力を入れた黒鯛さん。自分の中で成長も感じられた反面、「声が高いところや早口になるところがあってまだまだですね。」と今回の反省点も見えてきました。
黒鯛さんは、「新しいネタにも挑戦して、若い世代にも聞いてもらえる新しい形の落語を皆様にお届けしたい。」とこれからの展望も語ってくれました。ぜひまたここでやってほしい、というオファーも届いている黒鯛さん。次回の開催が決定したらまたこちらのFacebookでご紹介しますね。お楽しみに!