2019年11月5日火曜日

嵐よ雪よ、作曲コース試演会は11月7日!(後)

こんにちは。i-BOXです。
昨日に引き続き、「後期試演会」で演奏される曲をご紹介しますよ~。

未発表の曲たちを…!

その名は「嵐が丘」。作曲されたのはジャズミュージシャンでもあり作曲家でもある菊池成孔(きくちなるよし)さんです。実はこちらの曲、2年前の試演会にて1度披露されており、「とにかくすごいんです!」とのこと。何がすごいのか…さっそく演奏者である本校音楽文化専攻の大石涼さん(サックス)、佐藤晴睦さん(パーカッション)、神田尚紀さん(チェロ)に、その「すごさ」についてお話を伺ってきました。
「本校では普段聴くことのできない音楽です。ラテン音楽の中にジャズやダンス音楽の要素が盛り込まれています。たとえば、サックスは演奏する音楽に合わせてマウスピースなどの「セッティング」を変えるのですが、“嵐が丘“ではクラシックとは異なるセッティングで演奏するので、音が全く違ってきます。打楽器においては、楽譜には書かれてない音がたくさん出てきますが、奏者のアドリブによるものなので、即興性もあってとても面白いです。曲の出だしは弦楽器が特徴的なリズムを刻みます。曲の前半と後半でガラッと雰囲気を変えながらも、最初から最後まで、共通のモチーフが存在します。そこにも注目してもらいたいです。」
様々な要素が融合しているこちらの曲、とにかく難しいのだそうですが、難しい上の楽しさを感じながら本番に向けて毎日練習を重ねているようです!
2年前の演奏後から「またやりたい」という声が多く、今回“特別演奏”として実現した「嵐が丘」の再演です。みなさま、お見逃しありませんよう、ぜひi-HALLへお越しくださいね!
なお、この日は同作曲家の曲をアンコールで用意しているそうですよ。こちらは初出しの曲だとか。会場にお越しの際はぜひアンコールを!

「作曲コース後期試演会」(※終了しました)

日にち:2019年11月7日(木)
時 間:18:30開演(開場は15分前)
会 場:北海道教育大学岩見沢校i-HALL(岩見沢市緑ヶ丘2丁目)
入場無料