2019年9月20日金曜日

モノの値段を考える

こんにちは。i-BOXです。
現在、北海道教育大学岩見沢校i-BOXではプロダクトデザイン研究室授業作品展「引き算の美学」を開催中です。今年の春に行われた集中講義の成果作品を展示する本展では、9名の学生による型紙・試作・出来上がり品を展示しています。

値段について再考しみませんか…?

授業のテーマは「材料費・人件費込みで1製品あたり1000円以内におさまる革小物」。
たとえば、山川愛華さん(3年)が制作したのは「ティッシュケース」です。アイディアスケッチの時点ではティッシュのほかにも様々なものが入れられるようにでざいんされていました。…が、皮を縫うのに時間がかかると判断し、より短時間で仕上げることが出来るシンプルなティッシュケースに変化しました。
「革製品を見ると高いなって思うけれど、こうして工程を見せられると高いのがよくわかります。革のかばんが何万円もするのだって、皮をなめしたり、縫ったりと、踏まなければいけない工程がいっぱいあるからだって今ならわかります。普段自分が作っているものの値段について改めて考えさせられますね。」なんてお言葉も頂きました!(嬉しいですね~)
受講生の思考と試行がつまった「引き算の美学」展は、23日(月・祝)までの開催です。※明日21日(土)は臨時休館となりますので、あらかじめご了承ください。