世界へ滑り出す・ナチュラルリュージュ（前）

こんにちは。i-BOXです。
今年も音楽・美術・スポーツ・ビジネスそれぞれの専攻に1年生が入学して約2週間が経過しました。既に様々な活動をしている1年生もいる中で、本日はスポーツ文化専攻に入学した田中祥兵さんと、藤原香夏（こなつ）さんにお話を伺います。

世界で活躍中！

実はこの二人、「ナチュラルリュージュ」というソリ競技で、ワールドカップや世界選手権に出場しているのだそう！学生スタッフMが早速お話を伺ってみました。

――はじめまして。今日はよろしくお願いします。さっそくですが、ナチュラルリュージュとはどのような競技なのでしょうか？
「ナチュラルリュージュはソリ競技の一種です。同じソリ競技だと、ボブスレーやスケルトンが有名ですね。あちらはウォータースライダーのようなコースの中を滑りますが、ナチュラルリュージュはゲレンデや林道を凍らせてコースを作り、スキーのように平面を滑ります。」

――…？ソリで平面を滑るって難しそうですね。
「仰向けの姿勢でソリに乗り、足、お尻、手のワイヤーテクニックで体重移動を行いながら滑ります。かなりスピードも出るし、ソリも鋭い刃がついているので、クラッシュをすると大怪我につながります。」

――ちょっと怖そうです…。実際に滑る身としてはいかがですか？
「正直なところ、怖さはあります。クラッシュも幾度と無く経験しているので、スタートの直前は怪我をしないことを願いながらスタートします。ウインタースポーツは常に怪我が付きまとうのですが、目標があることで、怖さがある中でも競技が続けてこられた部分はありますね。競技をしている中で自分の力が世界でどこまで通用するのか勝負することが出来るのがとても楽しいです。」

「世界を股にかけて活躍する1年生がこの大学にいたのか…！」と驚いたスタッフM。緊迫感があるのかと思いきや、二人は楽しそうにお話してくれましたよ。さて、明日はナチュラルリュージュにかける二人の思いをお伺いします。