こんにちは。i-BOXです。
12月11日・12日に行われる「北海道教育大学岩見沢校 音楽文化専攻 定期演奏会」について、演奏曲の選曲理由を中心に、各代表者へのインタビューを連載してきましたが、本日は最終回です!
本日は定期演奏会のトリであるオーケストラのステージで演奏される、M.ムソルグスキー作曲(M.ラヴェル編曲)「展覧会の絵」について、小林茉加さんと影山華子さんにお話を伺いました。
12月11日・12日に行われる「北海道教育大学岩見沢校 音楽文化専攻 定期演奏会」について、演奏曲の選曲理由を中心に、各代表者へのインタビューを連載してきましたが、本日は最終回です!
本日は定期演奏会のトリであるオーケストラのステージで演奏される、M.ムソルグスキー作曲(M.ラヴェル編曲)「展覧会の絵」について、小林茉加さんと影山華子さんにお話を伺いました。
まるで展覧会に来ているような演奏!
――ではさっそく…「展覧会の絵」。名前だけ聞いてもぴんと来ないですが、いろいろなテレビで耳にしたことがある有名な曲なんですね。生演奏で聴けるのが楽しみです。
小林「そうですね。『展覧会の絵』は、元々ピアノのために書かれた作品で、ムソルグスキーが画家の友人ハルトマン(ガルトマン)の遺作展に行った際に、展示の中から10枚の絵に着目し、そこから受けた印象をもとに作られています。曲中何度も登場するプロムナード(短い前奏曲・間奏曲。フランス語で“散歩”の意味)は作品を見て回るムソルグスキー自身を表しているとも言われていますよ。」
――では、この曲が選ばれた理由は?
影山「学生からの意見が多かったこともありますが、オーケストラに乗ることがあまりないサックスやユーフォニアムが編成に入っているため、より多くのメンバーで皆で演奏することができるという点が大きな理由でした。また、『展覧会の絵』は有名な曲なのでお客さんに楽しんで聴いていただけるのでは、と考えたのも理由の一つです!」
――曲名が『展覧会の絵』ですが、お二人はこの曲からどんな絵をイメージしますか?
影山「画家・ハルトマンの絵を題材にして作曲されているので、中学生の頃に見た音楽の教科書に載っていたハルトマンの絵を思い出します。曲を聴くと、それぞれの絵の特徴が分かりやすく表現されていて面白いです。」
小林「10曲それぞれのタイトル通り、雛が踊っているようだったり、市場のようにドタバタと騒がしい様子だったりと、わかりやすく表現されていますが、最後のキエフの大門は特に1番絵が思い浮かびやすい曲目だと思います。」
――それでは最後に、来場者の方に「こんな風に聴いたら楽しめるよ」というポイントを教えてください!
影山「題名の通り、まるで展覧会に足を運び様々な雰囲気の絵を見て、色々なことを感じ取っているような、そんな感覚で聴ける音楽だと思います。この曲は元々ピアノの曲ですが、ラヴェルがオーケストラ版に編曲しました。各テーマと、それぞれに使用される楽器の音色の特徴などが生かされているので、その点に注目していただけると、より楽しく聴けるのではないかと思います。」
小林「展覧会にたくさんの絵があるように、様々なテーマが1つの曲に組み込まれています。その中で何度もプロムナードが登場します。そのたびに曲想が変化していくことに注目していただきたいです。定期演奏会ではオーケストラだけでなく合唱や弦楽アンサンブル、吹奏楽、コンチェルトも演奏しますので様々な視点で楽しんでいただけると思います。各専攻の活躍にご期待下さい!」
お二人ともありがとうございました!
いよいよ来週火曜日に迫った定期演奏会。今年も聴きごたえのあるステージになりそうです。ぜひ今回のインタビュー特集をもう一度読んで予習の上、会場に足を運んでみてくださいね!
小林「そうですね。『展覧会の絵』は、元々ピアノのために書かれた作品で、ムソルグスキーが画家の友人ハルトマン(ガルトマン)の遺作展に行った際に、展示の中から10枚の絵に着目し、そこから受けた印象をもとに作られています。曲中何度も登場するプロムナード(短い前奏曲・間奏曲。フランス語で“散歩”の意味)は作品を見て回るムソルグスキー自身を表しているとも言われていますよ。」
――では、この曲が選ばれた理由は?
影山「学生からの意見が多かったこともありますが、オーケストラに乗ることがあまりないサックスやユーフォニアムが編成に入っているため、より多くのメンバーで皆で演奏することができるという点が大きな理由でした。また、『展覧会の絵』は有名な曲なのでお客さんに楽しんで聴いていただけるのでは、と考えたのも理由の一つです!」
――曲名が『展覧会の絵』ですが、お二人はこの曲からどんな絵をイメージしますか?
影山「画家・ハルトマンの絵を題材にして作曲されているので、中学生の頃に見た音楽の教科書に載っていたハルトマンの絵を思い出します。曲を聴くと、それぞれの絵の特徴が分かりやすく表現されていて面白いです。」
小林「10曲それぞれのタイトル通り、雛が踊っているようだったり、市場のようにドタバタと騒がしい様子だったりと、わかりやすく表現されていますが、最後のキエフの大門は特に1番絵が思い浮かびやすい曲目だと思います。」
――それでは最後に、来場者の方に「こんな風に聴いたら楽しめるよ」というポイントを教えてください!
影山「題名の通り、まるで展覧会に足を運び様々な雰囲気の絵を見て、色々なことを感じ取っているような、そんな感覚で聴ける音楽だと思います。この曲は元々ピアノの曲ですが、ラヴェルがオーケストラ版に編曲しました。各テーマと、それぞれに使用される楽器の音色の特徴などが生かされているので、その点に注目していただけると、より楽しく聴けるのではないかと思います。」
小林「展覧会にたくさんの絵があるように、様々なテーマが1つの曲に組み込まれています。その中で何度もプロムナードが登場します。そのたびに曲想が変化していくことに注目していただきたいです。定期演奏会ではオーケストラだけでなく合唱や弦楽アンサンブル、吹奏楽、コンチェルトも演奏しますので様々な視点で楽しんでいただけると思います。各専攻の活躍にご期待下さい!」
お二人ともありがとうございました!
いよいよ来週火曜日に迫った定期演奏会。今年も聴きごたえのあるステージになりそうです。ぜひ今回のインタビュー特集をもう一度読んで予習の上、会場に足を運んでみてくださいね!
北海道教育大学岩見沢校 音楽文化専攻
「平成30年度 定期演奏会《岩見沢公演》」 (※終了しました)
日時:2018年12月11日(火) 18:30開演(開場は30分前)
会場:まなみーる岩見沢市民会館
入場無料
※札幌公演は翌日・札幌コンサートホールKitaraで開催です
会場:まなみーる岩見沢市民会館
入場無料
※札幌公演は翌日・札幌コンサートホールKitaraで開催です