2018年11月12日月曜日

地域に根ざすワイナリー作り

こんにちは。i-BOXです。
全専攻の1年生が受講する「地域プロジェクトⅠ」。芸術やスポーツが地域で何をできるか考え、3年間を通して企画・実行していく授業です。今年の初回は、地域における高齢者福祉の現状についての授業が行われました(初回の様子はこちら→https://www.facebook.com/hue.ibox/posts/2252637838303467)。

地域で生きるということ

そして、11月5日の「地域プロジェクト」には外部から講師の方が登壇。三笠市で山崎ワイナリーを経営する山崎太一さんがゲストでした。始まりは、山崎さんの自己紹介から。とある有名人と仕事をした時の写真や、テレビに出た時の話などをきっかけに、「え、この芸能人とお仕事してるの…!?」と、学生たちもしっかり興味を惹き付けられていきました(笑)

山崎さんは授業の中で、「地域の中で生きる」ということについて、自分の会社経営などを通して話を進めていきます。山崎さんは、三笠市で山崎ワイナリーを経営しており、ぶどう作りからワインの販売までを行なっています。気候や地形などの地域の特色をいかし、ワイン作りをする一方で、意識をしているのはその中で自分の会社を地域でどれだけ存在価値を高められるか、ということ。

地域に根ざすためには、地域の経済・教育・文化と関わりあっていくことがとても重要で、具体的には、物はなるべく地域のお店で買ったり、小学生などをワイナリーに招待して、ワイン作りについて肌で感じてもらったり、イベントを行なったりして、地域との関係をとても大事にしているそうです。
自分のやりたいことを仕事にして、今もなおチャレンジを続ける山崎さんの話はとても説得力があり、スタッフMもすっかり聞き入ってしまったそう。学生達も、地域との関係や将来の仕事について考えるいい機会になったのではないでしょうか。

 今後、授業「地域プロジェクトⅠ」では、学生たちが専攻の枠を越えて文化や福祉など8つのテーマに分かれてプロジェクトの立案を行っていきます。さて、今年はどんなプロジェクトが飛び出すのか…今後もi-BOXは「地域プロジェクトⅠ」を追っていきますよ~!!