2017年12月20日水曜日

今週末は音楽のパレット♪(後)



こんにちは。i-BOXです。
本校と北海道立近代美術館との連携コンサート『音楽のパレット』特集、昨日の前編では、企画運営担当のアートマネジメント美術研究室生へのインタビューをお届けしました。今日は後編ということで、演奏を担当する音楽文化専攻生へのインタビューをお届けします。
今回の連携コンサートでは、美術館で開催中の展覧会のテーマに合わせ選曲された8曲が演奏されます。そこで、それぞれの曲を演奏する学生に、今回のテーマ『夜』と曲との関連するところや選曲理由をお伺いしたので、一部になりますがご紹介します。

曲と選曲理由!

山口愛香さん(ピアノ)
チャイコフスキー作曲 『くるみ割り人形』より 序曲、花のワルツ
「クリスマスイブの夜のお話をもとに作られたバレエ曲です。華麗かつ可愛らしいこの曲は、誰もが一度は耳にしたことがあるはずなので、オープニングに最適だと思い選びました。」
三浦秀美さん(ピアノ)
ショパン作曲 ノクターン第16番 作品55-2 変ホ長調
「ノクターンは、日本語でいうと“夜想曲”のことです。文字通り、夜に物想いにふけりながら奏でるようなロマンチックな曲で、幸せな雰囲気をたたえた美しい作品なので是非聴いていただきたいと思いました。」
鈴木京さん(ヴァイオリン)
クライスラー作曲 美しきロスマリン
グラズノフ作曲 瞑想曲 ニ長調 作品32
ショーソン作曲 詩曲 作品25
「美術館の雰囲気に合いそうだと思った作品を選曲しました。『夜』からは“瞑想曲”をイメージし、素敵な曲を選びました。」
『夜』というテーマから、さまざまなイメージをふくらませて皆さん選曲されたんですね。
また、美術館の中で演奏するというのも、この連携コンサートの重要なポイントということで、美術館を意識して選曲したものもあるとのこと。演奏を聴いて美術館を鑑賞し、その調和を楽しむ…といった特別な1日が過ごせそうですね!
今日こちらでご紹介したのは一部の曲ですが、ほかにも素敵な演目が準備されていますのでお楽しみに。
アートマネジメント美術研究室生との打ち合わせでは、コンサート会場が美術館の入口付近ということで、防寒対策も忘れずに!なんて話もされていました。コンサートに出演する皆さんは、たとえ会場が冷たい冬の風が入り込むロビーであっても素敵なドレスを身にまとい演奏します。どうぞあたたかいご声援をお願いいたします!




第6回 北海道教育大学岩見沢校・北海道立近代美術館 連携コンサート
「音楽のパレット~ピアノとヴァイオリンによるクリスマスコンサート~」(※終了しました)

日にち:2017年12月23日(土)
時 間:11:00開演
会 場:北海道立近代美術館1階ホール
入場無料