2017年12月7日木曜日

定演特集(2) 水のいのち

こんにちは。i-BOXです。
音楽文化専攻の定期演奏会インタビュー特集、本日は第2弾!合唱曲『水のいのち』をテーマに、声楽を専攻4年の粟野伶惟さん外山雄一さん山本修平さんのインタビューをお送りします。

水のかたちが表現された曲

――『水のいのち』が選曲されるまでの経緯を教えてください。
「本校の定期演奏会では、合唱はオーケストラを伴奏にすることが定番です。しかし、ピアノ伴奏の合唱曲に比べて曲数が少なく、これまでは外国語のレクイエムなどを歌ってきました。昨年、初めて日本語の『夢の意味』を歌ったところ、とても評判が良かったので、今年も日本語の歌詞でオーケストラを伴奏に歌える合唱曲を探し、『水のいのち』に決まりました。」
――どんな作品なのでしょうか?
「もともとピアノ伴奏で1964年に作られた曲ですが、現在までにおよそ140回もの改編がなされ、オーケストラ伴奏用の楽譜が作られていました。
第1楽章が『雨』、第2楽章が『水たまり』というように、さまざまな“水”のかたちが表現された5曲から成る作品です。雨が降り、それが水たまりになったり、川の一部になったりして、それがまた蒸発して空へ戻る…という、例えるなら“水の輪廻転生”のような内容です。それを人間に置きかえ、あらためて人間というものを見つめ直すような、深い歌詞になっています。」
――皆さんが好きな楽章があれば教えてください。
粟野「僕の個人的な感想ですが、第3楽章の『川』が、ひとつの方向に流れ続ける川の流れには逆らえない、時は戻せない、というような内容で、とても考えさせられる歌詞だと思っています。」
外山「僕は第1楽章『雨』です。雨はどんな人にも、どんなものにも同じように降り注ぐという内容を歌っていて、雨はネガティブなイメージで描かれがちですが、雨のあたたかさ、やさしさを感じられるような印象を受ける歌詞で、不思議な感覚でした。まさに“恵みの雨”です。」
山本「僕は第4楽章の『海』の表現がおもしろくて好きです。ハミングで歌う部分があるのですが、その旋律によって水面が揺れているような雰囲気が表現されています。歌詞だけではなく、そういう部分でも水を感じることができるので、ぜひ意識して聴いていただきたいです。」
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粟野さん、外山さん、山本さん、ありがとうございました。
どの楽章が好きかという質問に、しいて言うなら…と考えてお話してくれましたが、どの楽章もとても素敵な作品とのことで、当日聴くのが楽しみですね!
3人とも4年生で、学部生として今年が最後の定期演奏会になるので、全力で取り組んで良い演奏会にしたいと語ってくれました。 明日はオーケストラ『ローマの祭り』について、金管パートの学生にお話を伺います。お楽しみに!

「平成29年度 北海道教育大学岩見沢校 定期演奏会」(※終了しました)

《岩見沢公演》
日 時:2017年12月12日(火)18:30開演
会 場:まなみーる岩見沢市民会館(岩見沢市9条西4丁目)
入場料:無料(整理券をi-BOX・まなみーるにて配布中)
※札幌公演は岩見沢公演の翌日開催