2017年7月15日土曜日

アウトドア・ライフコース名物「ひきこ森」(前)


こんにちは。i-BOXです。
現在i-BOXにて開催中の学生展示企画2017Part.2「ひきこ森」。本校スポーツ文化専攻アウトドア・ライフコースに所属する小松崎笑帆さんによる映像作品を上映しています。
本展で上映中の映像は、アウトドア・ライフコースの2年生必修授業「野山のフィールド経験」の際に撮影されたもの。10日間もの間山の中で過ごすというアウトドア・ライフコースの名物授業です。
そこで、本日は小松崎さんに、授業の思い出を伺います。

インタビュー内容です!

――10日間もの間「ひきこ森」生活をされたということですが、この授業の目的は何でしょうか?
電気・水道・ガスなどがある日常生活の便利さを再認識するとともに、そのライフラインが無くなっても生活をすることが出来るようになることです。また、熊の生態・対策や、救急搬送法についてなどもこのキャンプ内で授業が行われます。

――お客様から多く寄せられたのは「お水はどうしてるの?」「トイレは?」という質問です。現地ではどうしていたのでしょうか。
「水は雨水を溜めたり、近くの沢に汲みに行ったりしました。ただ、沢の水にはエキノコックスなどの問題があるので、飲み水は煮沸して灰が混じったぬるい水しか飲めませんでした。トイレは自分でその都度穴を掘って作りました。ちなみに仕切りなどはありません。使った紙や生理用品も自分たちで焼却しました。その灰が調理器具の方へ飛び散ったりもして、潔癖症の人はちょっと耐えられないかもしれません。(笑) 私は個人装備で除菌ティッシュを大量に持ち込みひたすら除菌していました。(笑)」

他にも、キャンプ中毎日汗をかいて行った薪割り…。
その薪を使った小松崎さん作オブジェ(?)がi-BOX内の片隅にも展示されています。併せてこちらもご覧下さいね。
明日はキャンプ7日目に行われた「サバイバルデー」について伺います。お楽しみに!

☆「ひきこ森」動画はこちら☆
https://www.facebook.com/hue.ibox/videos/1973493616217892/