2017年5月20日土曜日

ようこそ!神話の世界へ④闇と光の日本神話



こんにちは。i-BOXです。
現在i-BOXで開催中の「第2回油彩画研究室授業作品展」の作品をご紹介する特集「ようこそ!神話の世界へ」は本日が最終日。個性的な神話と作品をご紹介してきましたが、最終日は津田光太郎さんの八岐大蛇(ヤマタノオロチ)伝説と作品をご紹介します。


どんな内容?

===あらすじ===
天井を暴れまわった罪で地上に追放されてしまったスサノオ。姉である太陽神アマテラスは、スサノオに大変怒り、身を隠してしまいました。すると地上は常闇にのまれ、大混乱。スサノオは罪滅ぼしのため、人を食う八つの頭と尾をもつ蛇、八岐大蛇(ヤマタノオロチ)と戦います。 スサノオは、人間と協力して八岐大蛇に酒を飲ませることに成功し、酒に夢中で無防備となった八岐大蛇に切りかかります。すると、しっぽの中からは一振りの剣(のちのアメノムラクモノツルギ)が出てきました。一目で宝剣だと見抜いたスサノオは、その剣を空へと投げ、アマテラスに捧げます。すると、アマテラスはその奉納に応え、ようやく世界には光が戻りました。
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津田さんは昨年i-BOXで個展「私の沼」を開催。その際に展示した作品とはまた一風違うペン画作品に、常連さんからは「こういうペン画も描くんですね。意外です。」という声が。
津田さん曰く「この冬の年末年始は、ひたすら線と点を描き続けました……」ということですので、是非その細密な筆致を会場で直接ご覧くださいね。 「第2回油彩画研究室展」前期展は、いよいよ25日(木)まで。皆様のご来場、研究室生・教員・スタッフ一同、心よりお待ちしております!