2017年4月6日木曜日

金属工芸研究室展2017開催します(後)


こんにちは。i-BOXです。

昨日お伝えした、4月8日(土)からHUGで開催する展覧会「金属工芸研究室展」について、金属工芸研究室の松浦歌織さんにお話を伺ってきました!

金属工芸ってこんなに面白いんだ!松浦さんが語ってくれました


もともと美術系の高校に通ってたという松浦さんは、高校時代にたまたまハリガネを使って制作を行う機会があり、そこで金属に魅力を感じたのがこの道に進むきっかけだったそうです。





今回の展覧会については、
「金属工芸というと器や家具などを思い浮かべる方が多いと思いますが、金属工芸の可能性は多岐に渡り、“金属ってこんな風にもなるんだ!”と思うような作品もあります。中には木材と金属を組み合わせた作品もあり、今回の展覧会でも様々な作品が並ぶ予定なので、金属工芸に馴染みのない方にも楽しんでいただけると思います。気軽に見に来ていただけたら嬉しいです。」
とコメントしてくれました!


また、無機的に思われがちな金属だけど、人の手で成形されることにより温かみが出たり表情が変わるのが金属工芸の魅力だと話してくださった松浦さんに、制作していて「金属工芸のここが好き!」と思うところを伺いました。



素材によって“性格”があり、金属と会話をするようにして制作するのが面白いです。硬さや厚さ、材質によって、同じ作業をしても違う返事が来る、という感じです。既製品にも手を加えて形を変えられるところがまた面白いんです。」



なるほど、聞けば聞くほど金属工芸は奥が深くて面白そうですね。
今後は、番線という金属の棒を使って複雑な模様を作ったり、まだ経験がないという“ブリキ”を使った作品をいつか手がけてみたいと話してくれた松浦さんの作品は、ぜひ「金属工芸研究室展」でご覧ください!

「北海道教育大学岩見沢校 金属工芸研究室展」概要(※終了しました)



 入場無料
会期:2017年4月8日(土)~4月20日(木) 火曜休
時間:12:00~20:00(※最終日のみ17時まで)
会場:北海道教育大学アーツ&スポーツ文化複合施設HUG
  (札幌市中央区北1条東2丁目4)