2017年4月8日土曜日

詩篇から覗く、18の世界

こんにちは。i-BOXです。
寒い一日でした。寒さの余りお出かけする方も少ないのか、JR岩見沢駅舎は久しぶりに静かな週末を迎えています。




詩の不思議な世界


さて、現在i-BOXでは「学生展示企画2017Part.1 安田千皓『大海原の、水しぶき、風が吹く。流れる月、夢のよう、隠れてる。』」を開催中です。
本展では、大学院生の安田千皓さんがこれまでの大学生活で作った詩18編と、映像作品2点が展示されています。これまで行われてきたi-BOXの展示とは違い、お客様がしずかに作品を目で追い、考え込む……不思議な空間になりました。 「“詩”を“詩”として展示したい」
日本語を日本語として、想いをきちんと伝えられるように。そんな安田さんの思いから、本展では美術装飾的な要素を排し、紙と画鋲、そして映像だけという大変シンプルな空間構成になっています。 とある女性のお客様からは「一枚一枚の作品が、窓のようだと思った。それぞれに、別の世界観があって、じっくり読むたびに、自分の気持ちが遠いところに行くようだ」と感想を頂きました。安田さんが綴る言の葉は多様です。味わうためには、たっぷりと時間を取っていらしてください。そうして、言葉と向き合う時間の中で生まれたものを、是非感想として残していただければ幸いです。
安田千皓「大海原の、水しぶき、風が吹く。流れる月、夢のよう、隠れてる。」は、16日(日)まで開催です。


学生展示企画2017 Part.1 安田千皓
『大海原の、水しぶき、風が吹く。流れる月、夢のよう、隠れてる。』概要(※終了しました)

会期:開催中~4月16日(日)
時間:10:00~17:00
会場:北海道教育大学岩見沢校BOX[i-BOX]
  (JR岩見沢複合駅舎2階 有明交流プラザ内)