2017年4月9日日曜日

芸術・スポーツ文化学の研究成果を読んでみよう!


こんにちは。i-BOXです。
本校に「芸術・スポーツ文化学科」が設置されて4年目を迎え、各教員がその研究成果を発表する出版物の第3巻「芸術・スポーツ文化学研究3」が発行されました。この本は、北海道内の各地の図書館でご覧いただけます。もちろん、i-BOXにも置いてありますのでご来場の際はお気軽にお手にとってご覧ください。
今日は本の内容を少しだけご紹介いたします!

どんな研究をしているの?

この「芸術・スポーツ文化学研究3」の中には、文化資源研究領域から6つ、指導研究領域から5つ、地域文化研究領域から2つ、複合文化研究領域から3つ、そして芸術・スポーツビジネス研究領域から3つの、合計19のテーマについて研究成果が記されています。
…と言われても、なんだか難しそうに聞こえますが、少し中を覗いてみると意外と面白そうなテーマがたくさん。
たとえば、“「身近な」デジタル環境を使ったあそびの創造”のテーマでは、「テレビゲームは教育に良くない」などといったゲーム批判を踏まえた上で研究を行い、ARという技術を使ってカードバトル中のキャラクターの様子がスクリーンにCGとなってリアルに映し出される新しいカードゲーム「あやかしリーダー」を制作し、実践として子どもたちに遊んでもらった内容などが盛り込まれています。
また、“大学生の障害者イメージおよび障害者スポーツに関する認知度”のテーマでは、世間でも注目度の高い「パラリンピック」という大会があるが、障害者スポーツはパラリンピック競技以外にも様々な種類があり、またパラリンピック以外の大会もたくさん存在することなどに触れ、障害者および障害者スポーツ、パラリンピックへの理解をもっと深めてもらうための課題などを挙げています。
そのほかにも、“健康・スポーツ科学からみた楽器演奏・スポーツパフォーマンスの共通視点”と題し、優れた音楽家とスポーツ競技者の共通点に着目するなど、「芸術・スポーツ文化学科」ならではのテーマも。
ぜひ一度お手にとって、本校の研究内容に触れてみてくださいね。