こんにちは、i-BOXです。
三上さんのアニメーションはどのように作られているのでしょうか?
今日は「やけどとほし」がどのように制作されたのかをご紹介します!
――この作品はどのくらいの期間で作り上げたものですか?
「10月に“絵コンテ”という映像を作る際の設計図を作り、11月で一気にコマを描いていきました。いつもだと、寝ないで描くということもあるんですが、身体に悪いのでしっかり睡眠を取りながら制作しました。12月は画像を取り込みながら必要なコマ数を増やしたり、画像修整を行ったりしながら、展示に向けて作っていきました。」
――手描きアニメーションはどのようにして作っているのでしょうか?
「私は、様々な手法を試しながらたくさん作りたいと思っているので、作り終わったら次という感じでどんどん作品制作を行っています。この作品は、コマ数を増やしたいという思いがあり、紙を普段のものより小さいはがきサイズでたくさん描きました。画像を取り込んだときに、絵がつぶれてしまうので、細かい絵を描くときは大きい紙を使用します。描きたい作品によって紙のサイズを変えています。
画像を取り込む際は、三脚を用意して、カメラで絵を撮影しています。研究室にスキャナーもありますが、クレヨンや鉛筆を使っていて機械が汚れてしまうのでこの方法にしています。」
画像を取り込む際は、三脚を用意して、カメラで絵を撮影しています。研究室にスキャナーもありますが、クレヨンや鉛筆を使っていて機械が汚れてしまうのでこの方法にしています。」
――これからの作品発表予定はありますか?
「今月まで制作していた、札幌国際芸術祭2017のCM映像を作ってみよう!という学生ワークショップに参加し、CM制作を行いました。現在、芸術祭公式HPや札幌シアターキノ、ディノスシネマ札幌などの映画館で放映していますのでぜひご覧ください。」
三上あいこさん、この度は本当におめでとうございました!