こんにちは、i-BOXです。
本校院生が東京都の映画コンペで入選!!
先月、東京都調布市では「20th CHOFU SHORT FILM COMPETITION」が開催され、全国から集まった短編自主制作映画81点の中から本校の大学院生が作成した「やけどとほし」という5分間のショートフィルムが見事入選を果たしました。
今回は、作者である本校映像研究室の三上あいこさんにお話を伺いました。
――まずは入選おめでとうございます!この作品は卒業制作として作り上げたとのことですが、制作のきっかけを教えてください。
「この作品は、少女が自分の手の甲にある火傷を覗きこもうとすると、そのまま両者が変形するというストーリーの作品です。人が悩みながら生きていること、そしてその周りには自然があります。どちらも同じ世界に存在し、欠けてはいけない大切なものだということを手描きアニメーションで表現しました。
卒業制作では、「山(自然)」と「人間」をテーマとして描きたいと思っていました。
一昨年の秋ごろ、手の甲に火傷をしていて治りかけていたんですが、新千歳空港内の温泉に入ったときに血行が良くなったのか、その火傷が私にアピールしてきたように見えたんです。ちょうどその時期「人間」と「山(自然)」とのつなぎをどうしようかと迷っていたので、火傷の跡を見てすぐにこれだ…!と思いました。そこから火がついたように制作に取り掛かりました。」
卒業制作では、「山(自然)」と「人間」をテーマとして描きたいと思っていました。
一昨年の秋ごろ、手の甲に火傷をしていて治りかけていたんですが、新千歳空港内の温泉に入ったときに血行が良くなったのか、その火傷が私にアピールしてきたように見えたんです。ちょうどその時期「人間」と「山(自然)」とのつなぎをどうしようかと迷っていたので、火傷の跡を見てすぐにこれだ…!と思いました。そこから火がついたように制作に取り掛かりました。」
――三上さんは、浦河町出身で実家が「大黒座」という映画館を営んでいるということですが、映像研究室に入ったのはその影響もあるのでしょうか?
「う~ん、自分では意識していませんでした。小さいころからフィルムを見ていて、コマがいっぱいある環境で育っているので、絵をいっぱい描くということを好きになったのはその影響かもしれないですね。たくさんの絵をちょっとずつ動かしながら描くというアニメーションの技法が自分の表現したいことにしっくりきていて現在は手描きアニメーションを作っています。」
アイディアが思い浮かんだらすぐに制作に取り掛かるという超行動派の三上さん。アニメーション制作は一体どのように行われているのでしょうか?明日は、三上さんの映像作りの秘密に迫ります!
(三上さんの作品動画はこちら!)