2017年1月14日土曜日

スノードロップのこと②イラストってどうやってつくるの?


こんにちは、i-BOXです。
現在i-BOXで開催中の「スノードロップの夢展」。こちらは3年生3名によるイラストの展示ですが、イラストと絵画ってどのような違いがあるのでしょう?
本日は、イラストレーション研究室3年北川美鈴さんにお話を伺って、イラストの魅力を探っていきます!

イラストレーションの魅力とは?北川さんに伺いました!


―――『スノードロップ』という作品では、シスターが登場しますが、作品の発想はどこからくるのでしょうか?
「スノードロップの花について調べていると、修道院で栽培されていることが多い花のようでそこからシスターがスノードロップを持っているイラストを描こうと思いました。」


―――他の2人と違って北川さんの作品はシンプルな線が特徴的なイラストですが、どのようにして制作しているのでしょうか?
私の場合は、まず用紙にイラストを描いた後、ケント紙に転写します。すると紙にうっすらイラストの線が移ります。そして、筆ペンでイラストの線を描いていき、よく乾かしてから水彩絵の具で色をつけています。今回の制作で色々な課題が見つかったので、次の制作に向けて紙の種類などを変えていこうと思います。」


―――最後にイラストの魅力はどんなところでしょうか?
今回のようなイラストは油絵などと違って、修正がしづらいというのが大変です。でも、鉛筆と紙があればすぐに描けるということと、手で描くことで線に味が出るところに魅力を感じます。
今までは、デジタルソフトで描いていましたが、最近は、鉛筆や筆ペンの暖かみのあるタッチに挑戦中です。筆ペンの味や深みを出すのは、なかなか難しいですが練習中です。」

「スノードロップの夢展」は17日まで。是非イラストの魅力もお楽しみください!

学生展示企画2016Part.10 『スノードロップの夢展』概要(※終了しました)



会期:開催中~1月17日(火)
時間:10:00~17:00
会場:北海道教育大学岩見沢校BOX[i-BOX]
入場無料