こんにちは、i-BOXです。
自然、生命、神秘…心で聴く「まなロビ」
先日まなみーる市民会館エントランスホールで行われた「まなロビvol.38-wakale-」の公演にお邪魔しました。
舞台には、大小様々なステレオ、テレビが大量に積み上げられており、テレビの砂嵐のノイズが流れる中、3人が黙々と生命の源である卵(目玉焼き)を食するイントロダクションから始まります。
全てのパフォーマンスが、自然現象をテーマとして表現されており、サックス・鍵盤・身体表現の様々な組み合わせによる、神秘的な世界を体験することができました。

中盤に差し掛かると、電子機器を使った様々なノイズや現代音楽が流れていきます。そこから、雨を表現したノイズパフォーマンスに変化していきます。
フェンダーローズという優しい音色が出る電子鍵盤楽器を使って、雲の隙間から日光が筋状に見える自然現象を表現。また、ピアノと身体表現の組み合わせで水中を表現するパフォーマンスを披露していました。

今回は、全8曲でのプログラム構成となっていましたが、どの曲も始まりと終わりが無く、1時間の公演全体がひとつの曲のようで、高い精神性を感じさせる公演でした。
「まなロビ-原点回帰-」は、今回で終わりとなりますが、「まなロビ」はまだまだ続きます。次回のまなロビは、12月17日(土)に開催されます。
本校音楽文化専攻に在籍する音楽グループPanimetta(パニメッタ)によるクリスマス公演です。どうぞお楽しみに!