2016年8月29日月曜日

思わず唸る、即興演奏

こんにちは。i-BOXです。

即興演奏、現代音楽…音の洪水に拍手喝采!



先日、まなみーる岩見沢市民会館にて、毎月1回のお楽しみ「まなロビ」が開催されました。35回目の今回は、本校芸術文化コース4年のKim yooi(吉武裕二)さんと、岩見沢市出身のプロサックス奏者Yoshida Nonoko(吉田野乃子)さんによる「2本のサックスによる即興演奏、前衛音楽」と題して1時間の公演が行われました。

これは音楽?という、音の洪水から演奏が始まった今回のまなロビ。即興演奏を楽しむ仕掛けが満載のとっても楽しい1時間でした。
例えば、お客様にはパンフレットとともに、吉田さんが作曲した「Osa-sal」の譜面が配られました(写真2枚目)。

あれ?この譜面、指示や図形などが書かれているだけで、音符の姿がありません…。「みなさん、この譜面を見ながら聞いてみてください」 ということで、譜面を目で追っていると、確かに譜面の指示通りに二人が演奏しているのがわかります。 曲が終わると「おお~」「なるほど」とお客様の唸り声が多数聴こえました。
「わからない」「難しそう」と思われがちな即興演奏。しかし、今回の公演ではお客様と一緒に楽しむことで、ばらばらに奏でられていた音が、音楽に聞こえるような仕掛けがありました。全ての演奏が終了すると大きな拍手や「アンコール!」という声がいくつも上がりました。 次回のまなロビvol.36は9月28日(水)19:00開催です。本校出身のプロギタリスト山木将平さんと、芸術文化コース4年に所属するプロダンサーの加藤正汰郎さんが登場します。音楽と身体表現のコラボレーション、どうぞお楽しみに。