2016年6月10日金曜日

教えて三村さん~「不在の気配」開催中です

こんにちは。i-BOXです。
現在i-BOXで開催中の三村紗瑛子さんによる油彩画作品展「不在の気配」。誰かがいるような、いたような、不思議な世界観がi-BOXを包んでいます。本日は、作者の三村さんに、ご来場いただいたお客様から寄せられた質問をぶつけてみました。

三村さんに、お客様からの質問にお答えいただきました!


Q.壁から煙突が生えたり、室内なのに沼があったり、絵の中ではいろいろなことが起こってます。この部屋はなにかモデルがあるんですか?
「モデルがあるというわけではありません。けれど室内空間については日常生活で印象に残った部屋の一角とか、ハンマースホイやエドワード・ホッパーという作家の作品内の室内を見てひらめいたりします。」
Q.お部屋の絵が多いですが、描くときに気を付けているところはありますか?
「違和感と安心感が同じくらいある空間にしたいので、現実感を出しすぎない部屋になるよう心がけています。描写については、ちゃんと壁や床になるように心がけながら描いています。」


今日は幌向小学校の皆さん35名が遠足帰りにご来場。「ふしぎ~」「かわいい!」と大人気でした。大人からは、「なぜか懐かしい気持ちになる」「絵の向こうに、別の世界があるのでは」といった感想も寄せられています。
「独特の白やグレーの色遣いは、本物を見なければわからない!」という声もありますので、是非ホンモノをi-BOXで見てみてくださいね。