2015年11月15日日曜日

学生がマネジメントする「音楽のパレット」(後編)


こんにちは。i-BOXです。

昨日に引き続き、第4回北海道教育大学・北海道立近代美術館連携事業「音楽のパレット」についてお送りします。先日行われた打ち合わせに、i-BOX職員もお邪魔させていただきました。


学生が頑張ってます!打ち合わせ現場にお邪魔しました



「美術館に行く人がコンサートに行くとは限らないし、コンサートに行く人が美術館で作品鑑賞するとは限らないですよね。だから、美術館に行った人がコンサートも見てくれたらいいし、コンサートに来た人が美術館を見ていってくれたら、とってもいいと思います」

打ち合わせの最中、そう教えてくれたのは、コンサートの企画・運営を行う山田菜月さん(アートマネジメント美術研究室3年)。楽しんでもらうために、打ち合わせに余念はありません。この日は、スケジュールやプログラム、アンケートの確認などが行われました。音楽・美術の学生が、「ここは大丈夫?」「これは訂正が必要ですね」と、お互いの立場から細かい表記ゆれや言葉尻までしっかり確認を行っていました。

今回、コンサートで進行を行うアートマネジメント美術研究室の本多優衣さん(2年)は、

「高校生のとき、このロビーコンサートを見て、教育大に入って、この研究室に入ろうと心に決めてきました。今回、このような形で関われて嬉しいです。ものすごく緊張していますが、頑張ります」

と教えてくれました。



毎年それぞれの持ち味を集結して行われる連携コンサートです。ご覧になる際には、互いの分野を越えて一つのイベントを作り上げる学生たちの姿もどうぞご注目ください。「音楽のパレット―ソロと室内楽のコンサート―」は11月28日(土)開催です!(終了しました。)