2015年10月17日土曜日

函館戦争 其の参 黒田清隆と榎本武揚(後)

こんにちは。i-BOXです。
昨日に引き続き、拡大版・函館戦争特集をお送りしますよ~。本日は榎本武揚役の鴨川太郎さん(釧路校教授)と、黒田清隆役の岡元敦司さん(オペラ歌手)に直撃インタビューです!

直撃インタビュー!演者や作曲者の想いをお聞きしました


―8月には「函館戦争」の舞台となった函館へ赴き、戦死者を供養するために建立された箱館戦争供養塔でお参りしたとお伺いしました。

「はい。色々と用事もあったのですが、五稜郭タワーや供養塔に行きました。改めて、歴史好きな人にはおススメの演目だと思います。もしくは、この上演をご覧になった方には、実際に函館に行っていただきたいですね。」(岡元)


―今回は鴨川先生のいらっしゃる釧路校での練習も行われたとのことですが、練習時のエピソードがあれば教えてください。
「このオペラの作曲は元岩見沢校教授の二橋先生にお願いしています。釧路校での練習前に曲がきまして、練習には実際に二橋先生に立ち会っていただきました。二橋先生は“旋律がオーケストラに埋もれてしまう”とおっしゃっていた。その時はそのまま終わったんですが、一週間後には、書き換えられた曲が新たに上がってきたんですよ。あれにはびっくりしました。歌手に合わせて作曲をされているんですよね」(鴨川) ―演じる人のために書き換えられた曲…それってとっても豪華ですね。では、舞台に立つ立場から、おススメポイントを教えてください!
「黒田は史実を反映してか、旋律もどことなく洋風でオシャレです。長大なアリアがありますし、なんというか明るい。一方の榎本は、介錯シーンがあってそれが泣ける。このオペラは能の世界を彷彿とさせる“静”を意識した所作にこだわりがあるのですが、榎本はそれを体現しています。終盤の榎本の所作に注目です。」(岡元) ますます楽しみな「函館戦争」!
いよいよ来週末に迫って来ましたが、ここでチケット情報を。
教育文化会館プレイガイドにはまだ若干余裕がありますが、i-BOX・札幌駅前サテライトでは残数が極少となっています。この2箇所でご用命の場合は、事前にお問合せいただくことをお勧めします。


函館戦争チケット配布場所 概要(※終了しました)


・北海道教育大学岩見沢校BOX[i-BOX] 0126-35-1400
・北海道教育大学札幌駅前サテライトhue pocket 011-211-4100 
・教育文化会館プレイガイド 011-271-3355