2015年9月2日水曜日

染めて、someten

こんにちは。i-BOXです。

丹精込めて作ってます!染織の展覧会「someten」


先日まで札幌のギャラリー犬養で開催されていた、本校美術文化専攻書画工芸コース染織研究室の展示「染展~someten」に行ってきました。
研究室所属の2年生から4年生の6名の作品が並ぶ、今回の展示。浴衣のような大物だけでなく、がま口やティッシュカバーといった実用性のある?小物作品も並んでいました。

   会場には実際に染織で使う道具の展示も。その中に「美藍」「本藍」「洋紅」と書かれた棒状の絵具を発見。学生さんに聞いてみると、今回展示されている浴衣で使用しているとのこと。棒絵具は削って水で溶いて使用する絵の具だそうです。



「この浴衣では、美藍は地の色、本藍は濃い青の部分で使用しています。」

――あれ?洋紅も使っているんですか?赤い部分はないですが…。


よ~く見ると、赤紫色の部分があります。美藍で染めた上から、洋紅で染めている部分がちょっとだけ赤紫なんです。青に、赤を足したら紫になりますよね。」

――おおっ。確かに!間近でよく見ないとわからないですね~。



どんな小さな模様の中にも、手間が詰まっているのが染物の世界。そして、よく見れば見るほど、その世界に気持ちが詰まっているのがわかります。トータルの生地の美しさだけでなく、ぐっと近寄って見る楽しみ方があるんですね。



研究室展は、その場で実際に制作している学生さんから話を伺えるのが大きな魅力。この秋も順次研究室展は開催されますので、是非足を運んでみてくださいね。
i-BOXでも、随時情報をお届けしますので、どうぞお楽しみに!