こんにちは。i-BOXです。
9月6日から9月9日までの4日間、札幌市にある地下歩行空間(チ・カ・ホ)では、本校美術文化専攻彫塑研究室生による展覧会「KIMOKAWA!!」が開催されました。ゾッとするようで、でもどこか愛らしい「キモカワ」をテーマにした作品がずらり。通行量の多い会場なだけに、サラリーマンの方や家族連れ、帰宅中の学生など、多くの人が足を止めて作品を見ていました。
研究室生で様々な案を出し合い、最終的に決定したテーマが「KIMOKAWA!!」。会場を見ていたスタッフWが気になったのは、岡崎つぐみさん(4年)の「やつら」。ケーキの上に乗っている砂糖菓子のようなかわいさもありながらも、一人ひとりに少年漫画に登場する敵のような個性があって目を惹かれました。レジン特有の光沢感がチカホのライトを取り込んでいてとても綺麗でした。
もう一つ、ユニークなのは、西澤万菜さんの「ゴプリン」です。眉間に皺を寄せて、プリンを手づかみで食べている様子の「ゴプリン」はなかなかにインパクトがあります。ですが、身につけているレースや洋服はとてつもなく可愛いです。見れば見るほど、「もしかしたら可愛いのかもしれない ?」と思えてくる、...「KIMOKAWA!!」な作品でした。
次回の彫塑研究室展はまた来年!来年は是非準備の様子から、展示の様子までお伝えできればと思います。来年も楽しみですね~!
(取材:和田明日香/美術文化専攻3年)