2024年9月21日土曜日

色彩と、上品さが、とろり、ゆらり。

こんにちは。i-BOXです。

現在i-BOXでは、2024年度学生展示企画Part.10本間未莉・北畠葵「とろりゆらり」を開催中です。今回は本間さんと北畠さんの二人展、ということで、お二人に作品について伺ってみました。

☆お互いの作品の良いところ・面白いところを教えてください。
本間さん→北畠さん「色彩が好きです。たくさんの色を一枚の絵で使っていますよね。あとは時間をかけて考えて描いているのがわかります。大胆な厚塗りの感じも良いと思います。」
北畠さん→本間さん「ポップさと女性らしさが良いなと思います。立体も良いですよね!飾りたくなります。彫刻だと可愛らしさもありながら上品さもあって、色もかわいいです。」

☆イラスト調の作品が多いですが、お二人とも「イラストレーション」として制作されているのでしょうか。
北畠「今回は絵画とイラストの中間を目指しています。水彩の表現も好きなので、メディア感が強すぎない絵にしたいと思って描きました。」
本間「北畠さんとは逆で、はっきりとした線や色が好きなのでカチッと決まったイラストを描くのが好きです。今回の展示では彫刻も出品していますが、彫刻は最近始めたばかりだけど、可愛らしさやポップさの中に上品さが出せるように意識しています。
☆・☆・☆
2人の仲の良さと、こだわりがたくさん見えたインタビューでしたね。
印象が大きく異なる二人の作品が、一つの展示室で調和しています。まだご覧になっていない方は、26日(木)までとなっていますので是非足をお運びください。会期終了まであと5日。皆様のご来場を引き続きお待ちしております!
(取材:萩野蒼彩/美術文化専攻2年)