こんにちは。i-BOXです。
2022年度より北海道教育大学岩見沢校には新たに3名の先生が着任されました。今日と明日の2日間に分けて、音楽文化専攻 作曲第2研究室に着任された北爪裕道先生へのインタビューをご紹介します!
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「作曲や指揮、それからコンピュータや音響技術などを扱う仕事もしています。小さい頃からピアノや弦楽器、オーケストラの演奏で音楽に親しんだので、もっと深めたいと思ったのですが、音楽の大もとは“作ること・創作”じゃないかと思い、東京藝大の作曲科へ進みました。でも指揮の勉強や活動を継続していたこともあって、大学院から指揮科に行こうかとも思っていましたが、色々なことを学ぶうちに作りたいものがハッキリ見えてきて、結局作曲の道へ進みましたね。そのあとフランスのパリに5年とちょっといて、パリ国立高等音楽院やIRCAM(フランス国立音響音楽研究所)というところでも学び、東京で東京藝大、桐朋学園大、国立音大などの非常勤講師も3、4年やって、今に至ります。
作曲は、オーケストラや楽器を使ったものが昔から得意ですが、コンピューター音楽も得意分野です。特にパリ時代以降、楽器とコンピュータを合わせて使う音楽も多く制作しています。」
――パリ・東京と来て、今度は岩見沢。随分環境が変わりましたね。着任から3ヶ月が経過しますが、岩見沢や岩見沢の学生についてはいかがでしょう?
「岩見沢の冬の話はよく聞いています。今のうちしか言えないと思いますが、冬の雪がどのくらいのものなのか、ワクワクしています(笑)学生の皆さんは実直なイメージですね!面白い子がいっぱいいるし、人間的な魅力がある子もいっぱいいます。」
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北爪先生、岩見沢の雪はすごいんですよ……。是非今年の冬を楽しんでいただきたいですね。さて、明日は北爪先生に、岩見沢校でこれからやってみたいことをお伺いします。是非明日もご覧ください!
(取材:藤野留朱/美術文化専攻4年、撮影:天田成美/音楽文化専攻4年)