当たり前を見つめなおす～兼平瞳個展スタート

こんにちは。i-BOXです。
現在、i-BOXでは2020年度学生展示企画Part.15 兼平瞳個展「井の中の蛙大海を知らず されど空の青さを知る」を開催中です。この春卒業を迎える兼平さんが、在学中に異国へ訪れた際に撮影した写真を展示しています。

この写真どこで撮影したの？

2018年の秋から冬にかけて、ヨーロッパと韓国を訪れた兼平さん。美術や演劇の研修のために訪れた旅先では、さまざまな経験をした、と教えてくれました。
「海外の写真はきれいなものが多いのですが、実際に足を運ぶと綺麗なだけではない景色があります。案外町は汚かったり、貧困の問題も目の当たりにしました。ドイツではホットワインを購入した際に、飲食後のカップを返却するとデポジットが戻ってくるのですが、そのカップを現地の子どもたちにせがまれ続けたのはショックでした。今まで見て来たものをみつめなおすきっかけになりましたし、この経験からタイトルを決めました。」

写真がどこかぼんやりとしているのは、意図的だという兼平さん。見た人が「ここかな？」「あそこかな？」と自由に、自分の記憶と照らし合わせながら楽しんでもらえれば、とのこと。会期は3月16日（火）まで。会期中はi-BOX前で「岩見沢ねぶた」の展示も行われていますので、あわせてお楽しみください。
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2020年度学生展示企画Part.15兼平瞳
「井の中の蛙大海を知らず されど空の青さを知る」
会期：2021年3月4日（木）～3月16日（火）
時間：10:00～12:00、13:00～16:00
会場：北海道教育大学岩見沢校i-BOX（JR岩見沢複合駅舎2階）
入場無料
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