2021年1月17日日曜日

なぜ?天狗作ってます

こんにちは。i-BOXです。
さて、今日はちょっと不思議な”天狗”の話題をご紹介します。ある日、i-BOXに「学内で美術文化専攻の2年生が”天狗”を作っているらしい。」という情報が飛び込んできました。なぜ天狗!?…というわけで、学生スタッフUが現場を覗いてきました!





私たちが天狗を作る理由。

場所は、現代美術・平面表現研究室。
「スタイロフォーム」と言われる素材を使って、そこに天狗が猫を抱いたキャラクターを描いています。いったいなぜ天狗を作っているのか?現代美術・平面表現研究室の斎藤実咲さんにお話を伺いました。
「岩見沢市内にある天狗まんじゅう本舗さんの入り口に設置する天狗の像を作っています。今、天狗まんじゅう本舗さんは新型コロナウイルスの影響でおまんじゅうのお持ち帰りしかできません。そんな中で、お店に足を運んで頂いたお客さんに、目を引く、思い出に残るようなものを作りたいと思いました。」

今回の天狗制作は10月から始まった授業「新コロPONPONプロジェクト(※)」の一環として行われています。制作する天狗はもともと店長さんが考えていたキャラクターをもとに、斎藤さんたちがデザインを行いました。今後はカッターでかたどってやすりがけをしていき、色を塗っていきます。「普段立体作品を作らないので、彫塑の先生にアドバイスをもらいながら進めています!」という斎藤さん。完成が楽しみですね!
設置は1月末~2月上旬を予定しています。存在感のある天狗の像はきっと天狗まんじゅうさんを盛り上げていってくれるはず!
新コロPONPONプロジェクト(※)もいよいよラストスパートです。みなさん、最後まで頑張ってくださいね~!
※新コロPONPONプロジェクトとは…北海道教育大学岩見沢校の芸術・スポーツビジネス専攻1年生と美術文化専攻2年生が行う合同授業。新型コロナウイルスによって地域が抱えている課題を、芸術の力で解決を目指そうとする、実践型授業です。