2020年7月23日木曜日

冬凛(前)~BCSとアウトドア・ライフコース

こんにちは。i-BOXです。
今日から4連休がはじまりました!i-BOXでは、本校スポーツ文化専攻アウトドア・ライフコース4年生の因幡玲菜さんによる写真と映像の展覧会「冬凛(ふうりん)」を開催中です。そこで、今日と明日の二日間は、因幡玲菜さんにお話を伺います。







普通のスキーと違うの??


――本展は今冬行われたアウトドア・ライフコースの授業・BCS(BackCountrySkiing)の様子を撮影した展覧会です。BCSとは、どんな競技なのでしょうか?







「BCSは、スキー場のような整備されている区域外のエリアでスキーをすることをさします。自らの足で登り、自分が決めたところから滑り降りることができます。一番の魅力は、なんといっても自然を満喫できるところですね。スキー場は自然に手を加えていますが、BCSはありのままの自然を漫喫できますし、夏山と違って登るところや滑るところが決まっていないのも魅力です。」
――近年では、BCSは観光客が遭難し、死亡事故に至るケースが報道されていますね。「ありきたりではありますすが、事故や遭難をしないように気をつけています。私たちアウトドア・ライフコースでは遭難事故や死亡事故にならないために一年次から地図読みや天気図の学習、道具の使い方を学ぶカリキュラムがあります。また、野外救急法の資格を取得し、何かあった時の備えもしています。」

展覧会で流れる映像をみていると、さすが、皆さんスキーがお上手です。みんな経験者なのかな?と思いきや、大学に入ってからスキーを始めた人も毎年各学年に数名いるのだそう。
自分の滑りに不安がある人は、実習前に先生や先輩たちと練習をして、準備を整えますが、中には大学に入ってからスキーにはまって、毎日のようにスキー場に行ってスキーをしている人もいるそうです。
なんだか楽しそうなスポーツ文化専攻のアウトドア・ライフコース。明日は、因幡さんにアウトドア・ライフコースのことについてもう少し詳しくお伺いします。