2020年1月17日金曜日

舞台監督に聞く!「巡り合う詩のコエ」は来週です

こんにちは。i-BOXです。
去年から何度か取材をしてきた「岩見沢学生舞台プロジェクト」も、1月25日(土)の本番が近づいてきました。昨年12月後半からは本番に向けたラストスパートということで、子どもたちの冬休み期間に合わせてびっちり練習を行っているそうです。今回はそんな猛特訓中の稽古場にお邪魔して、舞台監督の兼平瞳さん(本校美術文化専攻3年)にお話を伺いました。

岩見沢学生舞台プロジェクトへラストスパート!

兼平さんは普段から札幌の小劇場を中心に舞台監督として活躍する、その道のエキスパート。現在もこのプロジェクトのほかに舞台監督を務めているものがあって大忙しだそうです。そんな兼平さんに、「舞台監督って何する人ですか?」と直球ストレートな質問をしてみました。
「舞台監督は、一言で言ってしまえば裏方のドンのようなものです。このプロジェクトを例にすると、舞台の構成や演出などといった魅せ方を考えるのが岡部さんだとしたら、私の仕事はその思い描いたイメージを実現するために音や映像、照明のタイミングなどの技術を支えることです。ただ、これはあくまで舞台上だけの話であって、ほかには小道具の管理や子どもたちの練習のスケジュール管理など目に見えない仕事がたくさんあります。」
取材スタッフが稽古場に着いて最初に気になったマーカーも、本番が行われるまなみーるの舞台と同じサイズになるように兼平さんが置いているそうです。
そんな兼平さんに本番の見どころを聞いてみました。
「先ほども言った通り、私は舞台そのものの構成にはそれほど関与していません。ただ、今回の公演はテレビに出ている有名人や著名な音楽家たちも立つまなみーる(岩見沢市民会館)の大ホールで行われます。普通に過ごしていたら味わうことのない感情を、舞台に立った瞬間に子どもたちは体感することになるでしょう。それが緊張なのか、あるいは感動か、喜びかは彼らにしかわかりませんが、舞台上で今まさに成長していく子どもたちの姿はぜひ見てほしいなと思います。」
一度きりの公演、もう同じメンバーが揃うことはないでしょうと話していました。子どもたちが輝く奇跡の瞬間に、立ち会ってみてはいかがでしょうか

岩見沢学生舞台プロジェクト
「巡り合う詩のコエ~いまをさけび、未来をうたう~」

会場:まなみーる岩見沢市民会館 大ホール
入場料:500円